戻り梅雨とでもいうのかな?団十郎も涼しいを通り越して寒そうだ。

すどう美術館が移転したと知った時は驚いた。移転といっても展示スペースは無くなる移転。あの富水の素敵な小さな美術館はクローズ。移転前ふた月ほど前に行った時にはそんな気配は微塵も感じなかったんだけど。
7月15日に箱根湯本に新しいアートスペース「風伯」がオープンし、そこの初展覧会がすどう美術館所蔵「菅創吉展」と知った。
菅創吉氏の「赤いセーター」をみたくて出かけることにした。

小田急から箱根登山鉄道。
箱根湯本駅。

新しいところだから「風伯」と入力してもグーグルのナビではでてこない。
すどう美術館HPの案内たよりに降りしきる雨の中歩き出す。
いくら箱根にあんまし行かない私でも、湯本橋を渡り萬寿福さんに突き当たり左に行って吉池さんの前を通過し須雲川の橋を渡れば弥栄館さんくらいはわかる。




弥栄館さんの横まっすぐいくのか。

ああなんだ。県道732号線旧東海道へのショートカットコースだったのか。
正眼寺さまの横を通って。私は境内を抜けて・・・

Yショップのお向かいの小道を入るのか。
お!斬新な案内板の置き方!なわけない。でもこの小道でいいんだな。


お!すどう美術館館長須藤氏がお出迎え。

ここは、信濃光則氏という若手アーティストがお祖母様が亡くなった後空き家だった築90年の祖父母宅をアートスペースにしたという。


様々に展示。



トイレの中まで。


お茶をいただいた上に開館記念品までいただいてしまった。すいませんでした。

でも、こうしてお茶をご馳走になりながらこういうアート空間をまったりと楽しめるとは思いもかけずに嬉しかったのでした。

赤いセーター氏にご挨拶して。

また来よう。
小田原に来たついではいつものように欄干橋ちん里うさん。
店主殿の今回の道楽は絵葉書だな。
