かながわの古道50選。江の島道の江の島・片瀬付近。

江の島道は、東海道を藤沢宿から分かれ国道467号の旧道、州鼻通りを経て江の島に至ります。江の島は大山参詣からの帰りの人々でにぎわったといわれています。この道には、元禄時代、杉山検校が立てた道標が11基残っています。杉山検校は江の島弁財天にこもったとき松葉にヒントを得、鍼医の名手となりました。この恩返しに藤沢宿から江の島への道しるべとしてこの道標を立てました。この内の一つが、片瀬小学校校門脇に立っています。この道標には『一生衆生 えのしま道 二世安楽』と刻まれています。
ふむふむ( ..)φ
大山参詣は、江戸時代のいつのころからか、すっかり『大山詣ツアー』となっていたようだ。大山を降りて、江の島で精進落としをするのが人々の楽しみだったようだ。生身の弁天様を拝んだかどーかは知らぬが(^。^)y-.。o○
ま。
藤沢駅から江ノ電に乗り換える♡


お♡秋バージョンね♡♡


鵠沼駅下車。東口に出る。

線路沿いに歩いて、八百屋さんを曲がり、境川を越えて、片瀬小学校を目指す。





そうか・・・この辺りのゴミは個別収集か。手間はかかるけど、この方がズルはしにくいよな。それにしても、住民の方々は優しいな。地べたに置くよりこうした方が作業員さんの腰の負担は軽減する。なるほど。

国道467号にでたところで、蕎麦屋さん。寄ってしまう。

『くまの』さん。居心地がいいなぁ♡。帰りだったらビール頼んじゃうよ。

腹ごしらえして目指すは、片瀬小学校。

小学校脇からスタート。




ほお!石の神様たちだ。


小学校の横に道標。





その先には泉蔵寺様。

里山の名残。この山越えてきたのかな?

泉蔵寺様の前の小道を行く。

その先は左。



石の神様。

ん?山車の倉庫!

その先には神社様。
上諏訪神社様というのか。

高い・・・

ん?え??


なんと?諏訪神社上社?!



我が里方面の諏訪大社を思い出していた。ということは、下社もあるということなんか?なんで?この江の島の地に???

ついでに、下社(?)に寄ってみる。



下社(?)諏訪神社様がメインのようで、ますますに似てる。ますますに混乱する。

ま。今日は、神社めぐりではない。先を行こう江の島道。


密蔵寺様。




歩く。

杉山検校様の道標だ。



本蓮寺様。


歩く。




歩く。



常立寺様。


伝元使塚ってなんだろう?

境内を掃いておられた御婦人にうかがったら、ああ!モンゴルさんね!とおっしゃる。
モンゴルさん?!

以前は、朝青竜さんとかモンゴル出身の力士さんたちがお参りにきていたようだ。?。
モンゴルさんの後も謎。


ま。江の島道。道。
駅が見えてきた。




交差点の先は、いきなしにぎわってる。



お店が並ぶ。





いにしえの方々も楽しくひやかしておられたのかな(^。^)y-.。o○

江の島だ。


今はくぐって行く。








お!青銅鳥居だ。



ますますににぎわう。



その先が、江の島神社様。

狛犬様が検校様の御寄進が、いにしえを伝える。



エスカレーター歩道もあるが、歩く。

江の島神社様。





今は縁結びでたいへんであるな。


中津宮様。




こちらは歌舞伎か。





奥津宮様。




とお!!!大道芸♡楽しませてもらいました♡♡


タロウさんはお元気なのかな?




見えてきた。奥津宮様。

鳥居をくぐる。





その先は、稚児ヶ淵。


良く歩いたな。ここで帰ろう。


今宵は、どこに泊まったのかな?







それにしても・・・いにしえの旅人たちのなんと健脚なことよ。本当に本当に楽しみしていた楽しい旅だったんだろうな。
そりゃそうだ。なにか立派な建前理由がなければ関所を通してもらえない時代だったんだもんな。自由に恵まれ過ぎてつまらなくなってる今の方が哀れかもしれない。
今は、お国訛りではなく、外国語が飛び交う。時空を越えて楽しめる空間に変わりはないか。

帰りは、小田急にしよう。始発だから座れる。笑われちゃうな。江戸の方々に。




付記。
大山道・田村通りは、大山の帰りに江の島に参る人々が通った。
大山の大山祇命は男神で、富士山の木花之開耶姫は女神であることから、大山にだけ参拝することは片参りで、女神のそねみを受け利益が無いとの俗説があった。
しかし、大山の帰りに富士山に寄るには色々な意味で遠いので、女神であるところの江の島弁財天が、いつしか大山参りの帰路コース定番となり、たいそうににぎわった。
でもねぇ・・・
木花之開耶姫様の親父様は大山祇命様なんだから、ま。
