私のカボチャあたまでわかろうはずもないが、カボチャに失礼であるが、なんとなく乃木神社に行ってみようと思った。
新しい神社に興味の無かった私は初めて。
乃木神社さまは、文字通り明治の軍人・乃木希典将軍夫妻を祀る。夫妻の御霊は大正12年に鎮座された。

正直この時代の日本史にはとりわけ疎い私には、その、よくわからない(^^;
でも、殉死当日の平然と普通に新聞に目を通しておられる写真をみると、おぼろげながらこれは凄いお方だったんだ!と思う。

東京メトロ千代田線・乃木坂駅下車。

目の前は当たり前だが乃木坂。

乃木神社さまは駅のすぐお隣。



入ってすぐ左に公園。
野外彫刻があった(^^♪「樹に染まり96」・津久井利彰。


公園から旧乃木邸へアプローチ。将軍は家庭菜園をされていたようだ!


おお!あれが!と思ったら、厩!

こちらが、入口(^^;


母屋は、とおお(;_:)もう画像無いじゃん(;_:)



しかし言い訳ではないが、どうも厩の方が先に建てられ、しかもこの厩は英国製の煉瓦!将軍が暮らす母屋の方は地味で質素な木造!目立たないは無理ない。己の家より軍馬を肥やすことが武人の嗜み。厩のあまりの立派さに当時の人々は「新坂の馬屋敷」と呼んだそうな。
東日本大震災で被災した煙突は下にある。

母屋は廊下からぐるりと見学できる。


なんだかやっぱ立派なお方だったんだなぁ・・・平然と殉死を迎えたのも、数多くの部下を戦死させてしまった負い目を生涯背負っていたからなのかもしれない。。


旧乃木邸の裏門から乃木神社さま。

お!屋根!!


二の鳥居をくぐる。

神社さまの嬉しい心遣い(^^♪

拝殿素敵!(^^)!
そして、違う。同じだけど、違う。これは伝統的な神社の建物とは違う!







大江宏設計。
大江宏(1913-89)・秋田県生まれ・1938年東京帝国大学工学部建築学科卒業・文部省、三菱地所を経て1946年大江新太郎建築事務所を継承・1950年法政大学工学部教授に就任。主な作品は法政大学五十五年館・香川県文化会館・普連土学園・国立能楽堂などなど。
乃木神社社殿もそのひとつ。
丹下健三の名は広く知られているけど、丹下氏と大江氏は同級生。その時代の建築家。
伝統とモダンの融合に目覚めた世代。
大江氏のお父様の大江新太郎氏は内務省で神社を造り続けた明治の建築家。代表作は明治神宮宝物殿。晩年は家で大江国風建築塾を開いたというから、宏氏は家業を継いだということなのかな?
当時のモダンの最先端にいながら家業は伝統。か。。。
私はそういえば、完全な洋風住宅はピンとこない。かといって完全な和風住宅もピンとこない。要は、和モダンが好きなんだなぁ。。。
なんでだろ?
なんぞととんちんかんなこと思ったのでした(^^;
宝物殿。



木のために屋根に穴(^^)

気持ちの良い風が吹いていたなぁ(^^♪
