昨日は神奈川県立金沢文庫の帰りに久しぶりに金沢八景の瀬戸神社さまに寄った。そろそろ瀬戸神社あじさいぼんぼり。
京急・金沢八景駅下車。


駅から徒歩2分ほど。



鎌倉時代、源頼朝は伊豆での挙兵にあたってご利益を蒙った伊豆三島明神の分霊をこの地に祀り篤く信仰したという。社殿の造営もこの頃おこなわれ、瀬戸神社の景観ができあがったという。
が、この地はそれ以前からの聖地であった。
今とは違う地形だった時代、その地形の関係でここは小さいながらも海峡であった。潮の干潮のたびに内海の海水が渦を巻いて出入りする「せと」であった。古代の人々はこの険しい水流が罪穢れを流し去ってくれると信じた。
古墳時代の祭祀遺物も出土しているのだった。
手水は自動水栓。

この時期の境内は、「ぼんぼり仕立て」の130種類ものアジサイで彩られる。
「ぼんぼり仕立て」は、東日本大震災の御霊へ捧げるためにヤマアジサイの花枝を支柱を使い両手を合わせたような祈りの形に仕立てたもの。




全てのアジサイに名札が付いているのだけど、とても覚えられない。ヤマアジサイはシック。







園芸種は華やか。


この園芸種アジサイの名前はダンスパーティー。

黄色い葉っぱは枯れ始めているのではなく黄金色の葉と花のコラボ。

せと杜のみくじは小吉。
金銭運は収穫はまだ期待できませんなそうな。
ふん。
道路の向こうの枇杷島神社さまへ。





ひらかたに
まつ人あれや
玉づさの
もじもみだれて
おつるかりがね