資生堂ギャラリーへ。



「美を疑え-資生堂クリエイティブ展-」開催中。
会期は1月11日~26日。





資生堂の宣伝部が独立して資生堂クリエイティブ株式会社となった。
BEAUTIFUL IMPACTの創出を通じて新しい美の体験を提案し、ビジネスの価値を最大化することをビジョンに掲げているという。
2022年の創立以来初個展となる今回の展覧会は、様々な視座と角度から美と対峙した10作品を展示するという。




















私にとって目新しかったのは「ゲーム道」だった。
茶道や華道や武道などと同じくゲームにも道があるという。
子供を持つ大人たちの眉をひそめさせる代表格だったはずの漫画はいつの間にか市民権を得た。いつの間にか日本のクールな文化として海外にも評価されるようになっていた。
ゲームもしかり。子供たちが親の目を気にしながらコソコソと楽しんではバレで叱られていたものが、いつの間にかスポーツとしてオリンピックに加わるようになっていた。
そうして風姿花伝。


美とは何か。
って、美しいものだろ。
化粧品屋さんならエリザベス・テイラーやイングリッド・バーグマン、あるいはコケティッシュにオードリー・ヘップバーンを目指すものなんではないかとも思うのだが、あえて、既存の美を疑い、新しい美を見いだすことを目指す。
なかなかにチャレンジング。
老若男女問わずアンチエイジング命な時代にどう切り込んでいけるんだろ。
とか思いながら出た。
