今日はよく晴れた。
東京都渋谷公園通りギャラリーへ。






わたしからあなたへ、あなたからわたしへ レター/アート/プロジェクト「とどく」展。
会期は10月8日~12月18日。

この展覧会は2020年から始まった。
新型コロナウイルスの感染拡大とともに他者との交流はSNSやZoomなどのオンラインツールが使用され、簡単に遠方の人たちとつながることが当たり前になった。
このプロジェクトは、そうしたリアルタイムでのやりとりをあえて避け、手紙、葉書、ビデオレターという直接顔を合わせることのない媒体を使うことで、そこから生まれる想像力によって異なる時間や場所や環境に生きる人たちをつなぎ合わせる試み。という。

ディレクター・キュレーターは小川希。

美術作家・齋藤春佳は、ろうの学生たちと手紙のやりとりをした。
聞こえな方と夢の中では同じ共通の認識、場所、瞬間が掴めるときがあるのでは、というところから手紙のやりとりを始めたという。







ビデオカメラを手にし映像を撮ろうとすることで、生活になんらかの変化が生じるのではないかと考え「ひきこもり」の若者たちにビデオメッセージを送ることを決めたという。





美術家・田中義樹は、児童養護施設子供の家の子どもたちとの手紙のやりとりをした。
「何か自分も新しいことを知りたいな」「今、子どもたちは何を考えているのだろう?」という思いから子どもたちと手紙を交換することになったという。



田中は美大卒の美術家であり芸人でもある。
田中寿司ロボットとしてペットロスター井上とコントユニット「そんたくズ」を繰り広げる。






この会場では、そんたくズのライブがある。



「ヤギは手紙を待ちながら」。
「ゴートさん」からの手紙を待つヤギたち。はたして手紙は届くのでしょうか?
ベケットのゴドーを待ちながらかな?
公演は10月~12月の週一くらい。私も見に行きたいな。

便箋と封筒をもらった。


