ご隠居さん:自我や世間の枠にとらわれず、社会の潤滑油となりたいものです。 AI時代は 人間らしい自由な発想がカッコいい

年を重ね、経験を積むにつれ、その時々の思いも変わっていく。その足跡を残しておくために

自己責任

2007年01月31日 | Weblog
「あるある大辞典」で納豆ダイエットがTVなどマスコミの餌食?になっている。
他にもいろいろ飛び火してこれでもか!といった感じで広がっている。

毎日新聞「理系白書'07」でも非科学的な例として、鳥取市の「モーツァルトを聴いて波動効果?」を取り上げているが、
波動ビジネスと言ってもいいくらいに、いろんな商品に利用されているようだ。
(空気清浄機、美容液、食品など(我が家にもいくつかある)

情報化社会は、こういった断片的な情報に頼らざるを得ない面がある。
いろんなシステムが複雑かつ高度になり、ちょっとやそっとでは理解できなくなってしまった。

しかも、マスコミや日常の生活に入り込んできているから、他人事では済まされない。

「新しいモノ好き、便利さにも貪欲」な国民と言われるだけに、
無防備にさらされたインプット状態。
だから、手っ取り早く特効薬を求める気持ちが強いのだろうか。
今さら、
モノと情報(インプット) → 自己責任で「判断」して → 行動する(アウトプット)ということを自己責任でやれ、とは酷というもの。

そこでマスコミ主導で皆でよってタカって責任転嫁、悪者探し・・・
こんな悪=マスコミを変えるためには、”賢い視聴者”になることが一番!
(自分もそうだが、最近は、ラジオの方が面白い、という人が増えてきた)

自分で「判断」するためには、多方面にわたる知識(システム思考)と合理的な思考(科学的アプローチ)が必要だと思うが、今の教育で一番弱い部分と言われているので、これからもっとこんな問題は増えていくことだろう。

こんなところに、知識と経験が豊富(?)な団塊世代の力が必要だと思うが、期待に応えられるか?
家庭での真価が問われる。











最新の画像もっと見る

コメントを投稿