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ご隠居さん:自我や世間の枠にとらわれず、社会の潤滑油となりたいものです。 AI時代は 人間らしい自由な発想がカッコいい

年を重ね、経験を積むにつれ、その時々の思いも変わっていく。その足跡を残しておくために

同期会

2007年06月01日 | 私生活 雑感
先週末、伊豆長岡で同期入社の有志が集まり、Golf、宴会、観光で旧交を温めた。
30名近くの中には、新入社員集合教育以来40年ぶりも何人かいて、すぐにタイムスリップしてその頃の間柄に戻った感じになった。

入社試験番号がすぐ前のI君: 同じ九州出の同期で最初の友。長女の結婚写真を持参して見せてくれ、早く孫が欲しいんだが・・・ 活発な奥さん(熊本火の国の女?)に頭が上がらないとボヤく様子がほほえましい。

関西弁でいつも笑いの中心だったMK君とMN君: 相変わらず屈託のない笑顔と話題で盛り上がる。きっと職場と家庭は明るいことだろう。

独身寮、所属が一緒で公私に付き合いが深かったM君: 容姿も遊びもスマートで、その上情に厚くまさに青春の権化、そんな印象だった。
椿山荘での同期の結婚式の司会ぶりも、ぴったり似合っていた。
彼とのCAR旅行、スキー、ヨットなど初めてのことでも楽しい思い出がいっぱい。

甲子園単身寮で一緒だったW君: 文系だったのと一度退社後再入社とのことで50過ぎてからの寮での付き合い。寮の自室で、太陽光発電の開発に対する熱っぽい説明を頼もしく感じた。今でもその関係の仕事を週何日か続けているとのこと。
宴のあと、深夜に至る個室でのワイガヤの中で、「俺たちは戦前、戦後の歴史を習っていないし、まるで視野になかった。自分たちの子供の世代にこの影響が現れているかも?」と言っていたが、まさに同感。

友人のために涙するほどの侠気K君: いかにも人のよさそうな目と語り口で、同期だけでなく先輩後輩のつなぎ役、幅広い交友が酒の席を盛り立てる。
第2日目の観光の幹事役も買ってくれ、葛城ロープウエイ、修善寺散策は、行き当たりばったりではあったが 、反ってみんなの入社時の変わらない個性が表れて良かった。ここはモウソウ竹に文字を彫りこんだ”修善寺彫り”が有名なだけに、山にも竹林が多く、桂川沿いの”竹林の小径”は風流でよく手入れされていた。(写真)

修善寺からの踊り子号では、江戸っ子のM君、S君、W君の歯切れのいい啖呵?と気風に煽られながら、年を重ねることはすばらしいことだなと改めて思った。
表と裏、酸いと甘い、善と悪など”違いの分かる”キャリアは十分、健康でさえあればこれからが人生の華、心からそう思える。

今となっては苦しかったことよりも 、懐かしさ、誇らしさと共に思い出す会社生活、その折々で力となり起点となった同期の友だから感慨もひとしおなんだろう。

それはそれとして、「会社の常識は世間の非常識」と言うし、会社勤めで身にしみた垢を落とし、新入社員の時のように新鮮な気分で再出発したいものだ。















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