試写会です。
宮崎駿の最新作。入場時に主題歌のCDをくれました。太っ腹ですね。
舞台挨拶に主題歌を歌った藤岡藤巻&大橋のぞみの生歌と宮崎駿監督、鈴木敏夫プロデューサーが出てくるサービスぶりです。
で、本題の映画ですが大人はスタンスの取り方が難しい。
画面に映っている画像だけ見ていれば、「人魚姫」のハッピーエンド版として「よかったね」で済みます。主人公が五歳なので、そのあたりのお年頃ならそれでOKです。
ところが、宮崎作品を見てきた観客には辛い。深読みする引っかかるモチーフは多すぎるのに、手がかりは余りにすくなすぎます。
ポニョのパパは何故海に住んでる?
ポニョのパパとママの馴れ初めは?
ポニョのママと宗介のママは何を話したのか?
などなど、かゆい所に手が届かないもどかしさがあります。
その割に宮崎監督の人間嫌いの面はきっちり盛り込まれてます。
作品のクオリティは水準は保っているのですがねえ。ヒットするかどうかは微妙です。
一緒に行った友達とここらで一度大コケした方がいいよねと話していましたが、さて現実となるか…
この試写会でCDを配ったのはCDが売れてないからでしょう。
原作物が多いのに、原作の趣旨が完全に無視されてる事が多いのは気になってましたけど。
まあ、宮崎作品でなくともありますけれど。
作品として未完成なのかな?
またまた早っ!(笑)
よく試写会当たりましたね~。うらやましい。
私、宮崎作品は大好きなんですが、あんまり劇場には行ったことがないんですよね。これも多分、行かないだろうな~。
イラストのポニョはかわいいけど・・。
あ、私も「もののけ」はあんまり好きじゃないです。「ハウル」は嫌いじゃないけど、やっぱり私にとっては「ナウシカ」が一番です。
宮崎駿ブランドである程度のクオリティは保証されているので、同じくある程度の集客は見込めるのでしょう。
kinkachoにとって、宮崎氏は変な依怙地なおっちゃんなんですよ。今回の舞台挨拶では「アニメージュ」の元変な副編集長である鈴木氏を生で見れたのが収穫です。
kinkachoはジブリ作品は劇場で見る派です。でも「蛍の墓」は絶対見たくなくて、「トトロ」を見ただけで帰った記憶があります。
今度「蛍の墓」が実写版で作られるそうです。勘弁して~~~とポスターを見て思いました。
ガックリでした。
大阪に宮崎監督まで来るのですから、その予感はあるのかしら?
てこ入れ???