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高野山 女人道

2008-12-21 17:09:22 | 山歩き
「昨日飲んだので修行してきます」で、高野山まで行きました。降水確率90%かあ…雨中行動になるとまさに行ですね。
極楽橋10:00~女人堂~弁天岳~大門~大滝口~奥の院前14:20
極楽橋まで電車で爆睡してました。お酒が残ってます。極楽橋からは林道の上り。道脇の電柱に「○○寺のおかま坊主~」という罵詈雑言の落書きが沢山ありました。
「いやまあ本場だから…」
「なんせ開祖が空海だから…」
と一行に軽く寒い風が吹きました。わざわざ落書きに来た人に何があったのでしょう。いきなり煩悩炸裂の登山道でした。

女人堂から山道に入ります。何だか既視感を感じます。弁天岳のピークの弁天堂で思い出しました。

かれこれ二十ウン年前の高野山観光でこのルートを歩きましたよ。一番体を動かすことから離れていた時期で、おまけに真夏。バテバテのヘトヘトで、この観光コースを組んだ連れを恨んだ記憶が蘇りました。

今日は師走の下旬の割に暖かく、山道と言っても世界遺産指定で整備されているので疲れるほどでなし、雨必至だったので歩荷をやめたハイキング装備なので、楽勝でした。
高野山内は観光地なのですが、女人道は行きあう人にも逢わず静か、いい感じの師走ハイクになりました。

途中植林を伐採したハゲ山は強風にさらされましたが、心配した雨もハイキングルートでは降らず幸いでした。
奥の院からは弘法大師廟にお詣りという観光をして帰路につきました。
でも、kinkachoは奥の院に行くといつもなぜか左肩が痛むのであまり行きたくありません。あの苔むした暗いお墓の群も苦手です。
コーヒーカップのあるUCC、キリンの像のあるキリンビールの企業墓やら、浅野内匠頭、豊臣秀吉、織田信長など時代劇の有名どころをいっしょくたにした墓地はそれなりに楽しめますがね。高野山にお墓があるのがステータスだったんでしょうね。ある意味セレブのたまり場?
しかし、今日のルート女人道は女人禁制の時代、女性が総本山をせめて見るために設けられた道なのですが、お山の中にはお稚児さんがいたわけで、あの落書きを見て想像する限りはまだその風習は残ってるんですかね。人の煩悩はなかなか深いとふと考えさせられるハイキングでした。


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