●朝食
この日もはっきりとしない天気ですが、逆に暑くなくてすごしやすいです。
天気予報では30度近くなると言ってたそうですが、外れて良かった!
このホテルの朝食はどうでしょうか?
7時のオープンと同時に一階の朝食会場に
中国の朝食の定番、お粥
ピータンも入っていて美味しい
その他はあまり美味しそうじゃないので、この肉野菜炒めを少し
蒸し餃子も頂きました
今日の朝食メニュー。健康的です
これに、同じく中国朝食の定番の麺
ここは米麺の細いのと太いのを選択でした
私は両方食べました
昨日は夜なので気づきませんでしたが、このホテルはツインタワーのようです
目の前は、開平市の源である潭江。
75万開平市民を支えています
●自力村
今回の仕事の二番目の目的は、「和合」をテーマにした視察
そこで、今日は開平市郊外の望楼群(開平楼閣と村落)に行きます。
最初に行ったのは、アメリカに移住した華僑が郷里に作った望楼を中心とする自力村
ソテツが生えていて、亜熱帯の植生ですね
ここには15の望楼が建っていて、村全体を守る形です
この辺りの望楼群(五つの村)とあわせて180元(約3600円)
以前は無料でしたが、世界遺産化で入場料が必要になったとか
すごいボッタクリです・・・
この辺りには、多数の望楼を要する村落が点在します。
その共通入場券で、何回も使います
建物の希少性はともかく、華僑文化とセットでの世界遺産になります
整備されたボードウォークを通って村落へ
いかにも中国の農村って感じです
村民がみやげ物を売ってます、この辺りは漢方で有名だとか
この二つ「叶生居廬」「銘石楼」がメインになります
今は冬ですが、稲の生えている時は綺麗でしょうね
この一家の写真。中国人の奥さんが2人とアメリカ人の奥さんが1人(日本は昭和初期の時代です)
各部屋は似たような構成で、家具も似てます。
アメリカで生活してたので、個室文化なんですね
望楼の頂上には銃口が。
ここは、金持ちを狙ってくる盗賊から家族や村民を守る砦の役割を帯びてます
村落を一眺め
この村落とセットでの世界遺産です
こうした森の中にポツンポツンと望楼が立ちます
屋上の日よけ小屋、おしゃれですね
奥の丸いゾーンは立ち入り禁止ですが、当然守らないのがチャイニーズクオリティ
村内にいくつかの望楼が点在します
中国の農村の中に、西洋式建築が混在し、農村の村落と「和合」している様を視察できました
集団でポーズをとるのもはやってるんでしょうかね? 楽しそうでいいですね
最上階には、祖先を祭る祠が必ずあります
アメリカ帰りなので、猫足つきバスタブもたくさんありました
その横には、「自由主義民権●達」と書いてありますが、良いんですかね?
孫文の出身地「中山」は、ここから一時間くらいのところです
中国の田舎の農村にはそぐわない建築様式の叶生居廬
向かいには現地の方がやってるレストランがありました
結構高いですが、世界遺産内のレストランならこんなもんでしょうか
ガチョウのいる田園風景と溶け込む云幻楼
このガチョウ、かなりでかくてびっくり
ガチョウの卵も大きかったです(一個60円くらい)
ガチョウの丸干し、かなり残酷(汗)
●立園
次は、カナダ帰りの富豪の別荘に一族が住んでいる「立園」
ここは、池や人工的に作られた運河の回りに一族が作った村です
これは、立園の持主の親戚が、五人の子供のために平等に作った集合住宅
こっちが本家の住宅や集落(親族)の避難塔です
左が住宅で、望楼は右端のものです。中には入れません。
別荘なので、自力村より居住性を考えてます。(建物自体は1936年築なので新しい)
階段はかなり急で、天井は低いです
裏には、いざという時に逃げるための人工運河
大きな鳥小屋、その隣はガーデンハウス
これが避難用の望楼集落(避難塔)です
主は、漢方薬や民芸品をアメリカに輸出して多くの富を築いたそうです
故郷の特産物だったんですね
●昼食 立福園酒楼
お昼は立園の入り口脇にあるレストランで
田舎料理(農民料理)のお店です
団体観光客でにぎわうお店です
商売の神様になった関羽が祀られてます
ここでは初めて青島ビールが出ました
地元の漢方を使った薬膳スープ(人参が効いてサムゲタンみたい)
すっぽんの豪快な炒め。ぶつ切りすっぽんが一杯
シュウマイ、これは普通に美味しい
ガチョウのロースト、これも普通に美味しいです
広東の名物料理らしい蒸鶏は毎回出てきます
頭がついてるのも定番
豆腐料理も良く出てきます
私は味がわかりませんが、同僚は豆腐の味がいいと言ってました
中華料理の定番、空芯菜炒め
うなぎごはん、日本のウナギとは違う味(しょうがが強い)ですが、美味しかったですよ
蒸しエビ、これも広東料理では良く出てきます
レンコンのワンタンのきのこスープ
きくらげ、ブロッコリー、ベーコンの炒め
デザートにバニラ風味の甘いパン
昼食後は、次の馬降龍に行きました
長すぎるとgooブログにいわれたので、二つに分けます。
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