●朝食 ホテルにて
前の日、結局寝たのは12時過ぎ。 目が覚めてPCの時計を見ると7:30。
よく寝たと思って、朝食に下りました
ところが、ホテル内は人がおらずに静か・・・
中庭に出てみても、誰もいませんでした
よく考えてみると、スマホの時計は中国時間に合わせましたが、PCはそのまま。
一時間間違えてました(汗)
それでも、数分でレストランの開館時間の6:30なので、デジタルサイネージを眺めてました
「食は広州にあり」 有名な格言ですね!
習近平新時代の社会主義を掲げるプロパガンダ。いかにも共産圏ですね
しかし、レストランも開くのが7:00らしいので、やむを得ず一度部屋に戻り時間つぶし。
すると日が昇り、流花湖公園が綺麗に見えるようになりました
プールでも泳いでる人がいました(泳ぐには寒いのに・・・)
7時になり、ようやくレストランがオープン
金曜までフィンランドに居て洋式朝食に飽き飽きしてただけに、中国の朝食は嬉しいです♪
プレーン、肉ピータン入り、オートミールの三種類のお粥
味付け用に塩漬け卵(鹹蛋 シエンタン)やザーサイ、ピーナツも豊富
もちろんセットの油条もあります
主食では、餃子もあります
もう一つの主食の饅頭
「春巻」とかいてありましたが・・・
加えてヌードルバーもあって、嬉しくなります♪
麺を選んで、係りの人に茹でて貰います
それにこのチキンスープを自分で注ぎます
(左にフォーが見えますね)
それを色んな醤や油で味付けて、カスタマイズして完成
私のザーサイ激辛ラーメンも美味しかったです
朝からお米も食べます
更に餃子と饅頭で主食の炭水化物ばかり(汗)
椎茸に見えるものは、実は饅頭です
●華林寺
朝食後、今日のお仕事先の華林寺さんへ
ここは最近、急激に整備されてきたお寺です
バス通りから参堂へはこの門から入ります
境内には色んな店が並んですごい活気です
この中が華林寺です
入口では、線香などが売っています
100円くらいなので、物価の差を考えると結構高め
その向かいには、達磨大師の像が祀られています
五百羅漢堂、清朝期のものだそうです
最近まで、この寺でのこってたのはここだけだとか
入ると大黒さんがお出迎え
このお堂には五百羅漢の像+2の像があるそうです
+2の一つは、この寺のために尽力した清王朝の皇帝
そしてもう一つがこれ
東方見聞録を記したマルコポーロの像でした
その外にはお釈迦様の仏舎利を納めた塔があります
本堂は法要中で入りませんでした
高層ビルの真ん中に華林寺はあります
祖師殿、ここに世界最大の達磨像があります
その達磨像の前でお勤めをさせていただきました
その後は、ご住職とお会いして色々とお話をお伺いしてきました
江沢民のこのプレートのように、現在は共産党政府も仏教と共存を図ろうとしてるようです
今日のお仕事を終え、昼食に向かいます
中国では、シェア自転車が盛んです
スマホでチケットを買って、一回20円!
一方、街にはトローリーバスもたくさん走ってて驚きました
●昼食 泮溪酒家
お昼は、広州名物の飲茶を食べに来ました
広州でも指折りのレストラン 泮溪酒家です
ここは鄧小平も来ました
日本の海部元首相をもてなすのにも使われました
いかにも高そうな雰囲気です
食事会場は、とても広いです
瓶ビール260円ですから、物価を考慮しても無茶高いわけでは有りません
飲茶ですが、ビールばっかりでお茶はあまり飲みません(汗)
お茶とおかゆが、最初にテーブルにセッティングされてました
広州の珠江ビールですが、味は青島特別つきません
薄くて、クアーズとかみたいな飲みやすいビール
これをご飯にかけると、美味しいですよね
焼きそばは、味も食感もイマイチ
この韮餃子は、すごい旨かったです
大根餅は、日本で食べるのと同じでした
甘く見えますが、甘くない餃子(?)
ここは造形点心(動物とかの形)で有名だそうです
このエビ餃子も、エビがたくさん入ってて超旨かった
塩味の豚肉炒めですが、いかにも広東の飲茶っぽくて美味しいです
ただ、どの料理も骨が入ってるのだけが残念
デザート点心でカスタードパイ
茶色いゼリーですが、何かわかりません
あまり美味しくないですが、医食同源ですから体に良いのかもしれませんね
池のある庭園の回りに食事会場があります(食べながら池は見えませんが)
この席は、大事なお客さん用の地区別席でしょうか?
トイレは綺麗でしたが中華式で、紙を持っていかねねばでした
でも個室になってすごい変わりましたね
以上、一人なら行かないところに行けてよかったです
●広州繁華街(上下九歩行街)を散策
食後は街の雰囲気を味わいに上下九歩行街へ
ここは、北京路と並ぶ広州のショッピングゾーン
この広場から歩行者天国が続きます
平日の昼でしたが、それでもすごい人の数でした
土日はすごいんでしょうね
こうしたところに犬がいるのが、中国っぽいですね
凶暴ではないので怖くないですが
この辺りは清長期の「騎楼建築」という造りです
三階建てくらいの建物が並び、一階が商店でその上が倉庫や住宅だったとか
一階の一部を屋根付歩道にしてあります
こうすることで、夏の日差しや突然の雨を避けて買い物が出来るそうです
香港にもある有名な蓮香楼の本店もここにあります
ダイソーとユニクロをぱくったような「メイソウ」がありました
日本にも、早稲田や池袋に店があるようです
一本横道にずれると西関のオールド広州エリアなので、ここも面白そうです
●開平市へ
その後は、バスで開平へ移動しました。移動だけで半日かかりますので、中国は大きいです!
街のど真ん中に煙を上げる工場があるのも、中国っぽいですね
途中、サービスエリアでトイレ休憩
窓から外を眺めていると、リスのような小動物が20匹以上うじゃうじゃいます
よく見ると、どぶねずみ君でした
大きいのは30cm以上ありました(汗)
広州が赤、香港が黄色、マカオが緑、開平は☆の位置です
広州から6-70km、高速利用で二時間少しでした
●開平潭江半島酒店
ホテルは潭江中州の開平潭江半島酒店。
新しくは無いですが、落ち着いた雰囲気の五つ星ホテルです
(英語は殆ど通じませんが・・・)
一人で寝るには、もったいない広さでした
広めのツインルームで、眺望もいいです
窓からは潭江、晴れてれば綺麗でしょうね
●夕食 食芸美食館
中州にあって不便なので、夕食はホテル内の食芸美食館で
大きなレストランでした
いつもの珠江ビールで乾杯
ローストポーク
美味しいんですが、骨が・・・
ローストチキン
これも御頭つきでした
お肉の煮込み
牛と大蒜芽ときのこ炒め
これが一番美味しかったです
潭江であがったであろう魚の蒸し物
やわらかくてコラーゲンたっぷり
かまぼこ炒めのようなもの
焼き春雨は、少しどくだみ風味
酢豚も骨が入ってました(汗)
どこでも安定の青菜炒め
デザートは、ういろうと全く同じ味でした!
その後、皆さんは二次会だったのですが、私は時差ぼけが辛くて寝ちゃいました。