金さんの「あっちこっち」Hot Line

大好きな奈良を走る金さんの東奔西走の日常活動録。家庭菜園や地域活動や、学校支援に走ります。

NO970 – 100 年先を見据えた抜本的な改革

2015年07月13日 | 地域教育協議会

先日、佐保川小学校でのCSのプレゼンの資料を作成しているときに衝撃的な文章を見た。それは、教育再生実行会議 第六次提言(27年3月4日)

「「学び続ける」社会、全員参加型社会、地方創生を実現する教育の在り方について」のなかで、2人の教授等の話だった。

 

 

英国の研究者「(カール・ベネディクト・フレイ氏(オックスフォード大学リサーチフェロー)及びマイケル・A・オズボーン氏(同大学准教授))の予測によれば、今後 10~20 年程度で、米国の 47%の仕事が自動化される可能性が高いとされています。

 

また、米国の研究者「キャシー・N・デビッドソン氏(ニューヨーク市立大学大学院センター教授)」は、2011 年に米国の小学校に入学した子供たちの 65%は、大学卒業後、今は存在していない職業に就くと予測しています。この問題提起は、日本でも無縁ではありません。

 

今後 10~20 年程度で、米国の 47%の仕事が自動化される可能性が高い。

 

2011 年に米国の小学校に入学した子供たちの 65%は、大学卒業後、今は存在していない職業に就くと予測。

ということは今、教育を受けている子供達の教育内容はどう考えればいいのだろう?

 


確かに考えてみると、自分の20年前にはあったが今はほとんどなくなったものに、版下屋、駄菓子屋、板金屋さんや金網屋さんなど多くの職業がなくなるか、姿を変えた。無くなってしまった職業はたくさんある。

 

マーケットがグローバル化し、高度情報通信社会になってインターネットは多くの仕事の可能性を生み出し。通信環境もスマホに見られるように我々の生活様式を大きく変えた。

 

確かに今後20年先の社会はどうなっているのか、何が新しく生まれてくるのか?私にはわからないが、20年前には想像しなかった社会が出現しているだろう。

 

そのときに向けて、今の教育は機能するのだろうか?

 

 

一方、教育を学校の中だけとするのではなく、社会全体で一生を通じて学びのできる機会づくりを提案している。

 


教育再生実行会議 第六次提言より

これからの教育の在り方について、二つの側面から考えることが必要です。

一つは、急速な経済社会の変化に応じて、職業の在り方が様変わりしている中で、生涯を通して社会で活躍していくためには、学校卒業までに身に付けた能力だけでは不十分であり、社会に出た後も、学び続けることにより、新たに必要とされる知識や技術を身に付けていくことが不断に求められるということです。

 

もう一つは、働き方の多様化により、フルタイム労働以外の柔軟な雇用形態が増え、また、仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)の進展もあいまって、労働時間の短縮も見込まれる中で、これからは、一人一人が仕事以外の時間をいかに創造的、生産的に過ごすかということが、それぞれの幸せや生きがいにとって重要性を増してくるということです。

 

今後、社会に出た後も、誰もが学び続けることができ、その成果を社会でいかし、何歳になっても夢と志のために挑戦することや、一人一人が自己充実感を持って幸福に生きていくことができる社会を実現することが極めて重要となります。これまでのような「教育→労働→(育児→家庭)→老後」といった人生を前提とした教育の在り方は根本的に改める必要があります。

 

国家戦略として、「社会に出た後も、多様な全ての人が、都市でも地方でも、学び、輝き続ける社会」を実現するため、我が国の教育が目指すべき方向性や理念、取り組むべき方策について、以下のとおり、提言します。

 

ぜひ一度みなさんも読んでみてください。

 

また、この中で、官と民が協力した海外留学支援制度(トビタテ!留学 JAPAN 日本代表プログラム等)の推進も提言されていますが、私も意見を求められたが、奈良市の中高生を対象にして国に申請しているはずだが結果などうなったのかな?



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