朝からすっきりと晴れ上がり、絶好のツーリング日和となった。久しぶりにバイクに乗れるぞとうれしくなり、たまっていた用事をさっさと済ませて、出かけようと思ったが、何だかんだで12時になってしまった。
しかたなくショートコースを選択し、保田の「ばんや」で美味い魚でも食べてこようと高速に乗った。今日は、穴川ICから乗ったが、朝のニュースでは渋滞していた高速道も、さすがにこの時間では流れが良い。
寒いかと思って着込んできたが、天気が良いためか気温が上がり、汗ばむほどだ。しかし指先は冷たいのでグリップヒーターを今シーズン初めてONにしたが、厚手のグローブをしているせいか、あまり暖かく感じない。ハンドルカバーをして薄手のグローブをするに限るようだ。
のんびり周りの景色を見ながら富津館山道を流し、鋸南保田ICには2時に着いた。IC出口にV-maxのお嬢さんが停まっているので、何かなと思ったら、ETCのバーが開かなかったようで、係員が近寄っていった。
私も以前はよくやったものだ。配線の接触不良が原因だったが、しっかり半田付けしなおし、固定のためバスコーク(水槽などの漏れ止め用シリコン剤)をたっぷり塗っておいたら、それ以来トラブルはなくなった。
しかし、最近の「バーが遅れて開きます」というのは、トラぶった経験のあるものには、また開かないのでは・・・という悪夢を思い出させる恐怖の瞬間である。
鋸南保田ICから左折し、保田の市街地を抜けると「ばんや」はすぐだ。行ってみて驚いたのは、すっかり様子が変わっていることだ。デカイ看板が立てられ、その横には「予約客専門館」なるものができている。以前はオープンテラスだったところも、周りに壁がつくられていた。
随分繁盛しているものだ。すっかり千葉の名所になってしまったようだ。「ばんやの湯」もなんと24時間営業だそうだ。これから寒くなると温泉に入りたくなるが、バイクでは湯冷めがするのでやめたほうがいいだろう。
2時過ぎともなると、さすがに客は少なく、いちおう名前を記入して待ったが、すぐに呼ばれた。しかし、メニューを見ると大半が売り切れの赤札が貼られている。これは困った、せっかく美味しいものをと思ったのに、残っているのは伊勢海老の天丼とか、高いものばかりだ(笑)。
まだ食べたことのないもので、価格がほどほどのものを探すのには苦労をしたが、「青アジの唐揚げあんかけ」というのがあったので、ご飯と味噌汁をつけ定食にしよう。それでも680円である。
店員を呼び、「青アジの唐揚げあんかけを定食で」と注文すると、「はっ?」と首をかしげ「どこにあります?」と逆に聞かれた。何しろばんやのメニューは100種類はくだらない。「真ん中の段の真ん中当たり」と教えると、「あ~ぁ、わかりました」と納得してくれた。よほど注文がない品なのか?
店員が戻って、厨房に伝えると「何でそんなもの受けてくるんだ!」と言わんばかりに、即「売り切れ」の赤札が貼られた(笑)。
隣に相席となったペアが後から注文した「アジの唐揚げ」は、すぐ持ってきたのに、私のはなかなか持ってこない。アジと青アジは違うのか?としばらく我慢していたが、20分も過ぎて「まだですか?」と声をかけようとした頃に、ようやく持って来た。
なるほど、アジと青アジは大きさが全然違う。しかもあんかけがまた美味しい。骨を入れるためか小皿が2枚もついてきたが、骨までパリパリに揚がっていて頭から尾まで全部食べられた。
腹ごしらえがすんだところで、また保田市内を抜けICの前を通って長狭街道を走る。私の一番好きなルートだ。ここは2月頃スイセンが咲き誇る「水仙ロード」として有名だ。両側には千葉の里山風景が広がり、車もほとんど通らず気持ちよく走れる。
紅葉は少し色褪せたようだが、まだまだ美しい。3時を過ぎているので、夕陽とあいまって赤味を増しているせいか。長狭街道から県道88号に入ると、そこそこ峠道となる。
峠といっても高低差はほとんどないのだが、狭い山道をくねくねと走りちょっとワインディング気分を味わう。いつもは通り過ぎる戸面原ダム湖という農業用のため池も、紅葉に囲まれていた。
バイクで走る楽しさは空気と一体になることだが、この季節は銀杏の臭いが漂ってくる。なんだ、このウンコのような臭いは!と思う人もいるだろうが(笑)、私は秋らしくて好きである。もちろん銀杏もおいしいので良く食べる。
最近、銀杏を電子レンジで炒る方法をネットで見つけた。手ごろな大きさの茶封筒に銀杏を30個ぐらい入れ、少し水で封筒を湿らせて、500Wで2分間暖めるのだ。しっかり口を折っておかないと破裂するが、緑色も鮮やかな銀杏がすぐに食べられる。
のんびり写真を撮りながら走っていたら、房総スカイラインの入口で道を間違えてしまった。しかたないので、県33号を通り横田からR409号に乗り、R296号を牛久で横切ることにした。いつもは昼間走るのですぐだと思った道が、夜走ると遠い気がする。
牛久のGSで給油する。穴川から147kmで7.2L。まだ走れそうだが、R409号からうぐいすラインに入ると、GSなんか全く無い。地元を走る安心感は、GSやコンビニの位置がわかっていることだ。この時期は、トイレが近くなるのでコンビニがあると助かる。まあ、男性なら立ちションという手もあるが(笑)。
うぐいすラインを走るのも久しぶりである。標識が整備され、「潤井戸(うるいど)」方面としっかり書かれている。R16号の裏道に使う車が増えたのだろうか。
茂原街道に出ると、渋滞していたので、路肩を走って先頭に出る。R16号は流れがよく、並走する京葉道路の渋滞を横目で見ながら、6時半に自宅に着いた。
本日の走行距離 220km。燃費20.3km/L。
しかたなくショートコースを選択し、保田の「ばんや」で美味い魚でも食べてこようと高速に乗った。今日は、穴川ICから乗ったが、朝のニュースでは渋滞していた高速道も、さすがにこの時間では流れが良い。
寒いかと思って着込んできたが、天気が良いためか気温が上がり、汗ばむほどだ。しかし指先は冷たいのでグリップヒーターを今シーズン初めてONにしたが、厚手のグローブをしているせいか、あまり暖かく感じない。ハンドルカバーをして薄手のグローブをするに限るようだ。
のんびり周りの景色を見ながら富津館山道を流し、鋸南保田ICには2時に着いた。IC出口にV-maxのお嬢さんが停まっているので、何かなと思ったら、ETCのバーが開かなかったようで、係員が近寄っていった。
私も以前はよくやったものだ。配線の接触不良が原因だったが、しっかり半田付けしなおし、固定のためバスコーク(水槽などの漏れ止め用シリコン剤)をたっぷり塗っておいたら、それ以来トラブルはなくなった。
しかし、最近の「バーが遅れて開きます」というのは、トラぶった経験のあるものには、また開かないのでは・・・という悪夢を思い出させる恐怖の瞬間である。
鋸南保田ICから左折し、保田の市街地を抜けると「ばんや」はすぐだ。行ってみて驚いたのは、すっかり様子が変わっていることだ。デカイ看板が立てられ、その横には「予約客専門館」なるものができている。以前はオープンテラスだったところも、周りに壁がつくられていた。
随分繁盛しているものだ。すっかり千葉の名所になってしまったようだ。「ばんやの湯」もなんと24時間営業だそうだ。これから寒くなると温泉に入りたくなるが、バイクでは湯冷めがするのでやめたほうがいいだろう。
2時過ぎともなると、さすがに客は少なく、いちおう名前を記入して待ったが、すぐに呼ばれた。しかし、メニューを見ると大半が売り切れの赤札が貼られている。これは困った、せっかく美味しいものをと思ったのに、残っているのは伊勢海老の天丼とか、高いものばかりだ(笑)。
まだ食べたことのないもので、価格がほどほどのものを探すのには苦労をしたが、「青アジの唐揚げあんかけ」というのがあったので、ご飯と味噌汁をつけ定食にしよう。それでも680円である。
店員を呼び、「青アジの唐揚げあんかけを定食で」と注文すると、「はっ?」と首をかしげ「どこにあります?」と逆に聞かれた。何しろばんやのメニューは100種類はくだらない。「真ん中の段の真ん中当たり」と教えると、「あ~ぁ、わかりました」と納得してくれた。よほど注文がない品なのか?
店員が戻って、厨房に伝えると「何でそんなもの受けてくるんだ!」と言わんばかりに、即「売り切れ」の赤札が貼られた(笑)。
隣に相席となったペアが後から注文した「アジの唐揚げ」は、すぐ持ってきたのに、私のはなかなか持ってこない。アジと青アジは違うのか?としばらく我慢していたが、20分も過ぎて「まだですか?」と声をかけようとした頃に、ようやく持って来た。
なるほど、アジと青アジは大きさが全然違う。しかもあんかけがまた美味しい。骨を入れるためか小皿が2枚もついてきたが、骨までパリパリに揚がっていて頭から尾まで全部食べられた。
腹ごしらえがすんだところで、また保田市内を抜けICの前を通って長狭街道を走る。私の一番好きなルートだ。ここは2月頃スイセンが咲き誇る「水仙ロード」として有名だ。両側には千葉の里山風景が広がり、車もほとんど通らず気持ちよく走れる。
紅葉は少し色褪せたようだが、まだまだ美しい。3時を過ぎているので、夕陽とあいまって赤味を増しているせいか。長狭街道から県道88号に入ると、そこそこ峠道となる。
峠といっても高低差はほとんどないのだが、狭い山道をくねくねと走りちょっとワインディング気分を味わう。いつもは通り過ぎる戸面原ダム湖という農業用のため池も、紅葉に囲まれていた。
バイクで走る楽しさは空気と一体になることだが、この季節は銀杏の臭いが漂ってくる。なんだ、このウンコのような臭いは!と思う人もいるだろうが(笑)、私は秋らしくて好きである。もちろん銀杏もおいしいので良く食べる。
最近、銀杏を電子レンジで炒る方法をネットで見つけた。手ごろな大きさの茶封筒に銀杏を30個ぐらい入れ、少し水で封筒を湿らせて、500Wで2分間暖めるのだ。しっかり口を折っておかないと破裂するが、緑色も鮮やかな銀杏がすぐに食べられる。
のんびり写真を撮りながら走っていたら、房総スカイラインの入口で道を間違えてしまった。しかたないので、県33号を通り横田からR409号に乗り、R296号を牛久で横切ることにした。いつもは昼間走るのですぐだと思った道が、夜走ると遠い気がする。
牛久のGSで給油する。穴川から147kmで7.2L。まだ走れそうだが、R409号からうぐいすラインに入ると、GSなんか全く無い。地元を走る安心感は、GSやコンビニの位置がわかっていることだ。この時期は、トイレが近くなるのでコンビニがあると助かる。まあ、男性なら立ちションという手もあるが(笑)。
うぐいすラインを走るのも久しぶりである。標識が整備され、「潤井戸(うるいど)」方面としっかり書かれている。R16号の裏道に使う車が増えたのだろうか。
茂原街道に出ると、渋滞していたので、路肩を走って先頭に出る。R16号は流れがよく、並走する京葉道路の渋滞を横目で見ながら、6時半に自宅に着いた。
本日の走行距離 220km。燃費20.3km/L。
一昨日、死ぬほど寒い中(気温2度)、山中湖畔の小作という店で ほうとうを食べてきました。
ぎんなん、袋に入れる前にプライヤー等で少し
割っておくと破裂しませんし、あとで手でむいて食べられますよ。
山中湖畔の小作、道志道を走ると、だいたいあそこで温まりますね。山中湖は標高が高いので寒いですが2度でしたか!5度を下回ると30分と持ちませんよ。
銀杏、プライヤーが使えますか、今度やってみます。
ですね。何を食べたか忘れてしまいました。
いちょう、と、ぎんなん
漢字で書くと同じって不思議ですよね。
銀杏食中毒って聞いたことあるのでお気をつけ
ください。(子供だけかなあ。)
職場の窓の外に銀杏があるので、この時期は
だんだんいい匂いになってきます。
今度は千葉方面に行きたいと思いますので、
よろしくお願いします。
12月、1月は集まれそうにないですよね。暮れ
は忙しい…。(今年も暮れです。)
いつもコメントをありがとうございます。
ばんやに行ったのは、たぶん昨年の9月に行なった「鯨ツー」だと思います。食事はしなかったので何を食べたか思い出せないのでしょう(笑)。
たかぴいさんにばんやの宿を紹介したのですが、高かったので別の宿にされたのですよね。その時、ばんやで食事されたのですか?
千葉方面は、昼間走る分には真冬でも大丈夫です。ただ、朝夕は路面の水分が凍っていたりして山間部は危ないです。
クリスマス~暮れにかけては、私はたいてい暇でツーリングによく出かけますが、普通は仕事納めまで無理ですよね。