こんばんは茂木智之です。
前回のブログでは、ぼくらの野球(プロ野球名投手70人編)という本を紹介させて
いただきました。
それの続編というか投手に関してということで、400勝の金田正一投手のことをお話させて
いただきます。
金田正一投手は、本当にもの凄いです。国鉄スワローズ(現東京ヤクルトスワローズ)
に1950(昭和25)年入団。前人未踏の400勝ですからね。
この記録は打者の世界でのあらゆる記録より破られる可能性が低いかなと思います。
入団した国鉄は弱小球団でした。
因みに金田正一投手在籍時の国鉄の成績は
1950年 8勝12敗 7位
※この年よりプロ野球はセ・パの2リーグ制となる。この年、セリーグは8球団でした。
1951年 22勝21敗 5位
1952年 24勝25敗 5位
1953年 23勝13敗 最下位
1954年 23勝23敗 5位
1955年 29勝20敗 5位
1956年 25勝20敗 4位
1957年 28勝16敗 4位
1958年 31勝14敗 4位 ※この年に200勝達成
1959年 21勝19敗 4位
1960年 20勝22敗 最下位
1961年 20勝16敗 3位 ※球団初のAクラス
1962年 22勝17敗 最下位
1963年 30勝17敗 4位
1964年 27勝12敗 5位
以上が国鉄在籍時の成績です。
チームの順位からいって本当に脅威的です。
金田投手は、1965(昭和40)年よりこの年からV9を果たすことになる巨人に移籍しました
が、国鉄時代で353勝も記録しているのです。
400勝という奇跡的な勝ち星の他に14年連続20勝(全て国鉄時代)、
4490奪三振等あるのです。
敗戦も298ですから勝ちの方が102も上回っています。
史上最高の投手といっても決して過言ではないです。
そんな金田正一投手が監督をしたロッテ・オリオンズを小、中学生の時分一番
応援していました。
では、また。