おきなわさんのKIMONOしらず

着物って一年たつと自分の中の常識が違ったりする(笑)
そんなわたしの着物に関する成長記録
最近は紅型や琉装も興味アリ

振袖を買うその前に 【どこで買えるのか】

2014年04月23日 | きもののこと
おきなわさんが真っ先に思いつくのが
ショッピングセンターや百貨店の中にある呉服店
このような場所に店舗を構えているので
買い物ついでにのぞける気がします


その次に思いつくのが
街の呉服屋さんでしょうか
その土地に根付いた着物のノウハウなど
詳しく教えて頂けそうです


また最近はリサイクル着物店も増えてきました
アンティークやリサイクルの着物を主に
中には新品も取り扱っていることもあります
リサイクルの良い所は
新品では手が届かないようなもの
なかなかみつけられないような柄も
みつけられる可能性があるということでしょうか


ふりふ
DOUBLE MAISONなどのように
呉服屋さんから派生した
プレタ着物を専門に扱うショップもありますね
今までは想像さえできなかった
さまざまなタイプの振袖に出会えます



楽天などのネット販売もあれば
ヤフオクなどのネットオークションもあります


デパートや催事場などで行われる大売り出しなどもあります








実は振袖を売っているところはたくさんあるのです


その店舗や販売方法によって
アフターサービスなどが違ってきますので
ご自分にあった購入方法を選ぶといいですね

体感温度と言葉の受取り方の温度差

2014年04月23日 | きもののこと
先日ちょっと旅行に行ってきました
旅先は石川県です
前もってそちらにいる友人に
「どのくらいの気温かな?
どんな服装で行けばいいかな?」
とリサーチしておりました

そのころの東京はだいぶ暖かい日が
続いておりました
しかし急に寒くなる日もあったので
前日までこまめに天気予報を
チェックしておりました


友人からの回答は

「えっとね。
私は寒いから
春物コートなんだけど
ユニクロのウルトラダウンみたいな
薄いダウンが内蔵されているコートをきているよ
足元もショートブーツ履いている
だけど地元の人はみんな薄着だし
足元もブーツ履いている人なんていないんだよね…」


という感じ
実は友人も沖縄出身
最近まで石川県よりずっと南の方に住んでいて
3月末に引っ越してきたばかり
まだ石川県の服装と気候のギャップを
感じているよう

とあるネットの掲示板にも
『この時期に冬物のコートを
きている人なんていません』
なんて書き込みもみつけていたので
そういう装いで行くことにしました




おきなわさんですね
なんかいろいろと改めて実感しました
(なんでも着物に結びつける悪い癖)




よくまだ○月なのに単衣じゃだめですか?
薄物は早いですか?
袷に羽織は必要ですか?

そんな会話がありますよね


そもそもそんな会話おかしいと思いませんか?

洋服なら寒ければ着込むし
暑ければ薄着になります

単純に
夏にはウールのセーターは着ないかもしれないけど
その時期にオーストラリアに行けば着るでしょう

礼服でも行く場所が寒ければ暖かい服を選ぶし
行く場所が暑ければ涼しい服を選ぶ


お茶の世界は分からないので
そこは一切触れませんが
冠婚葬祭であろうと
例え礼装を着ないと行けない場であろうと
きっちりと○月だからと考える必要も
決めつける必要もないと思うのです

だって日本は縦に長いですから





以前おきなわさんの着付けの恩師が東京から
沖縄にいらっしゃる際に
沖縄の気温はどうですか?
袷より単衣がいいかしら?
という連絡を頂いたことがありました

当時は4月だった気がします
沖縄の4月
晴れている日は汗ダラダラ
クーラーはもちろんついています
(クーラーは早ければ2月からつけます
東京の4月は沖縄の1月から2月でしょうね)

おきなわさんは
「わたしたちはもう夏物きていますよ」
そんな回答をしたと思います




恩師はきっと悩んだんだと思います
空港に迎えに行くと
透けにくい絽の訪問着でした

「沖縄は暑くても東京出るときに絽を着ていると目立っちゃうから…」

とおっしゃっていました







なるほどなるほど…







さて話は石川県の旅行に戻りますが


その日ね
寒かったんですよ
天気予報の読みが甘かったのか
おきなわさんの読みが甘かったのか

最高気温が14度だったのです
それってだいたい日中は14度だろうな~と思うじゃないですか
天気は晴れだったし…
それで地元の方は春の装いだし
ダウンなんて着ている人はいないと
聞いていたから
余計にずっと14度なんだろうな~って思っていたのです


実際は



8度
7度
とうとう6度まで下がる…気温




寒すぎる…



完全なる失敗でした



でも地元の人は相変わらず
みんな薄着です
主に車移動ということもあるかもしれません

おきなわさんの浅はかな読みでは
地元の方は今までもっともっと寒かったから
寒暖差でおきなわさんよりずっと暖かく感じているんじゃないかと…



そんなこんなで
着るものは自分の感覚で良いんじゃないかと
改めて実感した日でした

【昭和モダンキモノ 抒情画に学ぶ着こなし術】

2014年04月22日 | きものの本
図書館で素敵な本を見つけました
同じタイトルで違う表紙だったので上下巻かとおもい
借りてきました
(中身は一緒でした)






おきなわさんが自分で着物が欲しいと思ったのは
アンティークの大胆な柄をみたときでした

それまで自宅に眠っているおきなわさんママの着物は
ちまちました柄ばかりで
袖を通したいとも思わない物ばかり
唯一 その中でいいなと思う着物は
おきなわさんママが振袖の練習用に求めたもので
大きなシミがついていて実際にきることは不可能
それでも白地に大胆な椿の柄はおきなわさんの心をくすぐり
どうにか着れないものかと悩んだのでした

そんな感じですから
おきなわさんは古典文様よりモダンな文様を好み
奥ゆかしい姿より主張する着物姿の方が好きなのかもしれません


この本は
竹久夢二や高畠華宵などの残した作品を元に
大正から昭和初期の女性の着姿を
紹介しています

モダン模様コレクションと称し
孔雀・薔薇・トランプ・十字絣・梅椿・蘭・釣鐘草
百合・チューリップ・鈴蘭・薊・ダリア・ひまわり・蜘蛛の巣
矢絣・蜻蛉・桔梗・紅葉・葡萄・菊
などを紹介しています

おきなわさんも何年か前
竹久夢二さんの作品を元にして
つくった着物を羽織らせて頂きました
トランプやよろけ縞
マッチ棒など 独特な世界観でしたが
モダンだけど派手ではないその感覚に
なぜかノスタルジックな気持ちになりました


また59ページには
洋風の建物を描いた
めずらしい意匠の着物が紹介されています

おきなわさんの好きな着物ブランドに
銀花仙というブランドがあるのですが
その中にもシルクロードというタイトルの建物を描いた訪問着があります
この銀花仙というブランド
ずっと新しい図案を提案していると思っていたのですが
原点はすでにあったのですね


またこの本にはぜひ見て頂きたい項目があります
『美しいしぐさ』というページです
日傘のさし方やさしたままのお辞儀の仕方など
とても上品で美しい姿が紹介されています
また冷たいおしぼりがでてきたときの使い方では
汗をかいてしまった時の顔のふき方を紹介しています


古典模様が苦手だけど着物には興味がある…
そんな方にはぜひ一度手にとってみて頂きたいと思います

がっちりマンデーのIKKOさん

2014年04月21日 | イベントなど
昨日のがっちりマンデーを見ていましたが
めずらしいゲストだったんですね

おきなわさんはIKKOさんの着物姿すきです
独特な着方ですが自分に似合う着こなしを知っている着方ですよね

この日の装いは
黒地の縞紬に
白地の博多帯
帯締めも全体になじませて黒っぽい帯締めに帯留
帯揚げは朱で色っぽいアクセント
帯はIKKOさんがよくする斜め結び(笑)
すみません
あの結び方に名前があるのかな
帯を綺麗に揃えるのではなくて
両サイドを斜めにしてV字型にする巻き方
そして半襟は絞り

おきなわさんのコーデにこの絞り半襟はかなり使えそうです
いままでは絞りの半襟って鮮やかな色で
七五三とか振袖とか若い子向けかと思って
敬遠していたのですが
白地に黒っぽい絞りなら
おきなわさんの紬や無地にあいそうです



じつはあの帯の巻き方をしたいと思っているんです
あれって太っているおきなわさんにぴったりだと思うのです
そしておはしょりのでない着物にもぴったりだと思うのです
ただおきなわさんは
前結びなのでちょっと難しいのですよね…
IKKOさんて自分で着つけなさっているのかな
ちょっと興味が…