将棋世界関連だと思われるもので、「里見香奈特別認定」なる特別企画に参加する機会を得たので、応募してみた。
これは、3択問題15問を解いて応募すると100点満点で採点され、応募者の平均などを参考にしながら段位が判定(判定された段位取得の『資格』を与えられる)されるというもの。
正月の暇な時間とかに考えて結構正解しているだろうと予想していたが、結果は思ったより良かった(六段)。
それはともかく、この応募者の平均点が40点というのに驚き。
…低すぎでしょ…
そもそも全問三択なのだから、将棋を知らない人がテキトーにやったって平均33点を期待できるはず。それなのに平均が40点とは!!
ちなみに問題は、大半は易しく基本的です。将棋というものを多少知っていれば解けそうなものです。このレベルでこの結果では、応募者の質を疑問視せざるを得ないと思われ…
ちょっとここで簡単な数学を。
もし「きちんと理解した問題は100%正解し、そうでない問題は3分の1の確率で正解する」とすると、応募者全体ではどれくらいの割合の問題を「きちんと理解」しているか?
これは1次方程式の問題です。
全体を1とし、そのうち「きちんと理解」している問題の割合をxとします(0<x<1としてよい)。すると次の方程式が立てられます。
x+(1/3)(1-x)=0.4
これを解いてx=0.1
つまり…応募者全体としては……
10問のうち1問しか「きちんと理解」してないんですかい!!!
ちょっとヤバいのでは。。。