おばVAN日記帳 ~明日は誰に逢えるかな?~

鳥さん、虫さん、野の花。朝焼け、夕日、月の光。世界は、愛おしい者たち、美しい時で満ち溢れている。

ダイミョウキマダラハナバチ

2023年04月30日 17時19分20秒 | 虫さん

あまり見かけない蜂さんに逢った。



その背中の黄色いのが気になる。



それって・・・



もしかして、花粉?



ベタベタしていて取れないんだろうけど、
気にならないのかな?



見ているコッチが気になるんだけれど・・・



ちょっと配色的に怖そうな方だけど、
誰だろう?と身元を調べて、
ちょっとビックリ!


ダイミョウキマダラハナバチ

大きさ13mm程で、
4~6月に見られるミツバチ科の蜂。
ダイミョウキマダラハナバチは、
ヒゲナガハナバチの巣に寄生。
その寄生方法は、
「労働寄生」又は「盗み寄生」などと呼ばれ、
宿主の体を食べてしまったりするのではなく、
宿主の親が集めてきたエサを盗んで食べる。
     《 昆虫写真図鑑「ムシミル」より 》


え~~~~っ!
私の大好きなヒゲナガちゃんの、
幼虫のご飯を横取りするの~!?
けしからんヤツ!

まあ、でも、それも自然界の営み。
人間だって、
ミツバチがせっせと蓄えた蜂蜜を、
横取りしてんだもんね。
文句は言えない。







ご近所の鳥さんたち

2023年04月29日 16時28分18秒 | 鳥さん

近所の川辺で、キジバトに出逢った。


ここには圧倒的にカワラバトが多く、
キジバトはたま~にしか見かけない。


昔、キジバトって、
山の中にいるもんだと思っていたけれど、
街中にも結構いるのね~。


田んぼでは、餌探し中のキジバト






夏羽になったダイサギ
正確には、亜種チュウダイサギか?


日本国内には、2亜種が生息。
亜種ダイサギは、冬鳥として渡来。
亜種チュウダイサギの方が夏鳥で、
一部越冬する個体もいる。


黄色ぽかったクチバシと足が黒くなり、
目元は青緑色に染まり、精悍な感じ。






見つけると嬉しいコチドリ




コチドリの向かった先には・・・


カワウがいた。
もうちょっと近づいてくれないかな~、
と思ったけど、ここまで・・・


カワウも、婚姻色でおめかし。

カワウウミウの見分け方は、
口角の辺りや、頬っぺた辺りが、
どうのこうのと言われる。
でも、これはなかなか判りずらい。
2種を並べてドアップで見られれば、
フムフムと思うだろうけれど・・・
割と判りやすいのは背中や翼の色味。
カワウは茶色がかっているのに対し、
ウミウは緑がかって見える。






この後ろ姿は・・・


セグロセキレイ・・・?


・・・と思ったら、ハクセキレイだった!


この灰色っぽい子は、女の子かな。


セグロセキレイは、こっち。




ハクセキレイ♂の夏の姿と、
後ろ姿だけじゃ見分けが付かないな~。






カワラヒワも、今の時期は、
一丁前にさえずっている。






電線にツバメ


巣作りも一段落して、
お父さん、やっと一息・・・ってところか・・・



子供たちが生まれたら、
ま~た大忙しだもんね~。






川っ縁で、カラスがなんか見っけ!


ハシボソガラスかな?


草むらの中へと持って行っちゃった。




イソヒヨドリの歌声が、毎日聞こえる。
でも、今年のイソヒヨ君は、遠い。
遠いけれど、聞こえるとついつい探す。

見つけた!


遠いな~(涙)








川辺の亀虫たち

2023年04月29日 10時24分52秒 | 虫さん

ウズラカメムシ8~10mm)
イネ科植物が大好きなカメムシ。
ウズラと言うより、
ウリ坊っぽいと、私は思ってしまう。






ホソヘリカメムシ(14~17mm)
後脚が逞しく長いカメムシ。
成虫の飛ぶ姿は、足長蜂ソックリで、
幼虫は、蟻にソックリ。
親子ともども擬態の天才。






ホソハリカメムシ(9~11mm)
前出のカメムシは、ホソヘリで、
こっちは、ホソハリ
実に紛らわしい。
ハリって、
尖がった胸部の先端を指すのかな?
遠くて、ハッキリと写せなくて残念。






ヒメナガカメムシ(5mm)
カップル成立で、やっと1cm。
ちっちゃ過ぎ~!






マルカメムシ(5~5.5mm)の団体さん。 
一見、何かの『実』かなと思ってしまう。


1匹、私の方へ向かってズンズンと・・・
威嚇のつもりか、偵察か?






ヒメジュウジナガカメムシ(8mm)


配色が派手なので目立つけれど、
1cmにも満たない小さなカメムシ。







ナミテントウ★コレクション ~アナタの知らないナミテントウの世界~

2023年04月27日 14時16分55秒 | 虫さん

日本人の多くが、
てんとう虫と聞いてイメージするのは、
このナナホシテントウだろう。
てんとう虫のイラストは、
ほぼ100%ナナホシテントウだもん。



片方の翅に3個半の★があって、
両方の翅を合わせて七星
赤の色が濃い、薄い、
黒★が大きい、小さい、
その程度の個体差はあるものの、
いつ、どこで逢っても、
ナナホシテントウは、み~んな同じ。
正直言って、面白くない。

その点、ナミテントウの、
バリエーションの多さと言ったら!
確認されているだけで、
200種以上あるとか、ないとか・・・

本日は、そのほんのごく一部、
土日の散歩で出逢ったナミテントウたち。



【 二紋型 】



黒地に赤い紋が二つ。
西日本では、このタイプが、
1番良く見られるそうだ。



右下の黄色いのは、卵かな?

赤い紋が、綺麗な〇とは限らない。



こんな目玉みたいなのもいるし・・・



逆さミッキーみたいなのも・・・



【 四紋型 】


黒地に赤い紋が四つ。


今回は他のタイプは見なかったけど、
いろいろと変わったのがいるらしい。

これは、かなり前の写真だけど・・・👇


赤い紋が、かなり黄色っぽかった。



【 斑紋型 】


黒地に赤い紋がたくさん。


👆この子は、紋10個。

👇こっちの子は、紋12個。




黒地に赤紋たくさんは、
今回は12個が最高だったけれど、
これ以上は、いないのかな~?



【 紅型 】


ここからは、地色が赤~オレンジ。
かなり黄色っぽいのもいるらしい。


赤地に黒紋たくさんタイプ。


この子は、黒紋がくっつき気味。


そのうち黒帯になりそう。


ここからは、地色がオレンジ系。


斑紋がやや小さめ。


👇この子の斑紋は、縁が滲んだ感じ。



👇そして今回、1番!?だった子。


まだ羽化したばっかりか?と思った。
時間が経てば、
斑紋が出て来るんだろうと・・・


でも、見れば、お取込み中。
お子ちゃまじゃないのよね~(笑)



今回、模様の違うカップルをよく見かけた。


最初は一瞬、えっ!?と思ったけど・・・



おんなじナミテントウ同士だもんね~。


ただでさえ、
バリエーションが多いナミテントウ


それがこんな風だから、
益々増えて行くんだろうな~。



さ~て、次回はどんな子に逢えるか、
楽しみ~!







川辺の黄金虫たち

2023年04月26日 11時49分55秒 | 虫さん
ある日、仕事から帰って来たら、
玄関前に小さな虫さんが落ちてた。
立ったまんま見下ろした限りでは、
ハムシ系かな?と思った。
だって1cmぐらいしかなくて、
ただただ茶色にしか見えない。



拾い上げて通路の手摺の上に置いて、
よ~く見てみたら・・・
あら、その触角は黄金虫



初めて逢う黄金虫だった。
名前を調べなきゃね~と思いつつも、
しばらく放置してしまってた。



夕方の薄暗い中で撮ったので、
写りがイマイチだった。
そのせいで、なんとなく放置・・・(笑)


それがこの間のお散歩中、
ま~た出逢ってしまったのだ!


君、こないだのと同じ黄金虫だよね~?



お陽さまの下で、
別人(虫)のように輝いていた!



ね、キラキラ、ピカピカ!



黄金虫は、触角が可愛いの。



お名前は、ウスチャコガネだった。
この子は、メス。

大きさは、7~10㎜。
オスは頭部・胸部が黒色で上翅が茶色、
メスは全身が茶色で胸部に黒紋がある
小さなコガネムシ。
オスには灰白色の長い毛がある。
芝草で発生し、
成虫は4~5月にのみ見られる。
     《 昆虫エクスプローラーより 》

写真を見ると、
オスは大きな触角の持ち主だった。
オスにも逢ってみたいな~。






シャリンバイを眺めていたら・・・

いた、いた!


ハナムグリ



この子は、コアオハナムグリ



名前にコガネとは付かないけれど、
立派なコガネムシ科の虫さん。



花の中に頭を突っ込んでしまうので、
なかなかお顔が拝見出来ない。

ま、『花潜り』なんだもん、
仕方ないか~(笑)