おばVAN日記帳 ~明日は誰に逢えるかな?~

鳥さん、虫さん、野の花。朝焼け、夕日、月の光。世界は、愛おしい者たち、美しい時で満ち溢れている。

コロナ、コロナで、5月も終わる。

2020年05月31日 17時51分19秒 | 日記・雑記
まさか、こんなコトになるとは・・・

5月の中旬に緊急事態宣言が解除され、
やれやれ、コレでもう大丈夫だ~!
だなんて、微塵も思いはしなかったけれど、
まさか北九州市が第2波に襲われるとは・・・
すでに対岸の下関市に飛び火している。
福岡県内どこででも、
いつまた蔓延するか分からない。
福岡県だけ、また緊急事態宣言?
ただでさえ、
梅雨と言う鬱陶しい季節を迎えるのに、
いつまでマスクしてなきゃいけないんだ!



我が家の二足歩行デカ猫、
一応、国家公務員。
本来、GW明けから、
東京での長期研修の予定だった。
2週間だったっけ?
2ヶ月だったっけ?
当然そんなモン、無期延期。
ホントは、
今年開催されるハズだったオリンピック。
それまでにビシバシ鍛えて、
一人前に、とはいかずとも、
とりあえず一応の仕事が出来るように、
仕立て上げる算段だったんだろう。
それまでは、完璧な給料泥棒だわ~!






ま、その分・・・



我が家では・・・


お猫様の下僕としての修業を積んでもらおう!



だいたい・・・
長期の研修に行ってくれたら、
その間はお弁当作りから解放される!
ハズだったんだけれど・・・


いつの間にか、お弁当も、
保冷剤の必要な季節になっちゃったね。


この日は、残り物でオバ弁も作った。


さすがに、コレだけでは少ない。
車中泊用にストックしていたカップ麺、
アレを持っていこう。


3月、4月、5月と、
出番のなかったカップ麺。


あ~あ、賞味期限切れかけてるし~!
こんなところに、
コロナ禍が~~~!






HANAHANA 2020/05/23 森でミゾコウジュに逢えた!

2020年05月29日 11時13分54秒 | 野の花・その他植物
森の中の原っぱ・・・


ミドリハコベに代わって、ウシハコベが・・・


ミドリハコベとそっくりだけれど、
それよりも、大きい。
なので「牛」
そして、花柱が5個あるのが特徴。
ちょっと分かりにくいので、
日陰の中で撮ってみた。








こちらも「牛」
大きいからではなく、
葉の形が、牛の額にも見えることから、
「ウシノヒタイ」と呼ばれるミゾソバ



水辺が好きなので「溝蕎麦」





白い花を咲かせるのもあるらしい。





ミゾソバの奥に、
少しだけ姿を見せてくれていたのは・・・
もしや、ミゾコウジュでは?


うん、たぶん、間違いない!


今は、日本各地でその数を減らしていて、
各県で準絶滅危惧種に指定されている。


ここは、下に水があって近づけず、残念!


去年、自宅近所の川の土手で、
初めてミゾコウジュを見つけた。👇


一株だけ、ボソッと生えていた。


遠目には、枯れているように見えて、
危うく見落とすところだった。


今年も!と思って、
同じ場所で探すのだけれど・・・


いくら探しても、見当たらない。

おばVAN地方でも、
県のレッドデータブックで、
準絶滅危惧種とされているミゾコウジュ
でも、お気に入りの森で出逢えて、一安心。







MUSIMUSI 2020/05/23 新緑の森で亀やら虻やら・・・

2020年05月28日 10時41分14秒 | 虫さん
新緑の森の中をウロついていると、
背後で大きな羽音が!


なぁんだ、クマンバチくんかぁ~。


さっき、見かけたのよ、
オレンジと黒の大きなヤバそうなお方を・・・
アレは、オオスズメバチに違いない!

森の中には、
色々と危険な方が住んでいる。
ヘビさんやトカゲさんは、
個人的には怖くはない。
イノシシもいるけれど、
大きいから、すぐ気付くだろうし・・・

やっぱり1番怖いのは、スズメバチ。
中でも最強最大のオオスズメバチ。
夏の終わりから秋にかけてが、
特に攻撃性が高いと言うけれど、
1年中いつであっても、
あまりお逢いしたくないお方。







茂みの中で、ハナアブのカップル。



たぶん、ミナミヒメヒラタアブ
最近、ホソヒメヒラタアブの存在を知ってから、
ミナミヒメだと断言する自信がない。

もともとは、キタヒメヒラタアブだ、
と思われていたらしいけれど、
キタヒメは、ロシアまでの分布で、
日本にいるのはミナミヒメだと言うことに。
そこまでなら、良かったんだけれど・・・
九州以南には、ホソヒメが生息している。
8mm以上がミナミヒメで、
それ未満だとホソヒメだとか・・・
模様が微妙に異なるようだけれど、
ただでさえ模様に個体差が大きくて、
素人には判別出来ない。
最終的には、オスの交尾器を観察しないと、
正確には判断出来ないらしい。
あ~、無理、無理、無理・・・



この写真から分かるのは、
左がメスで、右がオスってことぐらい。



このハナアブカップルを見つめていたのは、
私だけじゃなかった。



シマサシガメ



肉食性で、他の昆虫を捕らえ、
その体液を吸うカメムシの仲間。



15mm前後のシマサシガメにとって、
8mm程のハナアブは、
獲物となり得るのだろうか?
私がじ~っと見ていたら、
シマサシガメ、後ずさりして、
どこかへ行ってしまった。






アブ、
ムシヒキアブの仲間っぽい。
帰ってから調べようと、パチパチパチ・・・





名前を調べたら・・・
マガリケムシヒキのようだ。
マガリケは「曲がり毛」
この個体で、大きさ2cmほど。

このあと、
その「曲がり毛」が分かるように、
どアップの写真が・・・
それから、別のアブの捕食中の写真が・・・

  虫嫌いの方は、以下閲覧注意!
  そうじゃない方も、自己責任で・・・(笑)

では・・・


後頭部、目の後ろあたりの毛が、
クルンとカールしているのが、
「曲がり毛」の名前の由来らしい。


捕食中のアブがいた。


「曲がり毛」の確認は出来なかったけれど、
たぶん同じくマガリケムシヒキ


捕食されているのは誰だろう?
そっちが気になる。






ムクドリ vs カラス ~子育ての季節到来~

2020年05月27日 10時53分19秒 | 鳥さん
ギョイ~、ギョイィィ~!

誰だ~?
すざまじい声で鳴いているのは・・・?
カラスの声も聞こえて来た。
ベランダに出て見ると・・・



ギョイ~!の声の主は、ムクドリ。





近くにカラスもいた。





カラスを睨みつけるムクドリ。


あんなすざまじい威嚇の声を上げるからには・・・


きっと近くに巣があるに違いない。
それも、子育て中の・・・


カラスがいなくなれば、
巣に戻るだろう、と、眺めていた。


はは~ん、ソコね。


雨が凌げる横穴タイプ。


いいとこ見つけたね。
ソコだったら、
あまり人間に怒られることもないだろう。


今度、じっくり観察しに行ってみよう!




数年前、ムクドリの子育てを、
毎日眺めていたことがあった。
親が運んで来る獲物も、
日増しに大きくなって行った。

そんなある日の光景。
    
     あ、爬虫類系嫌いな方は閲覧注意!






親鳥、ちゃんとそばで、
ヒナが獲物を飲み込むの見届けていたよ~!






MUSIMUSI 2020/05/23 新緑の森の蝶たち

2020年05月26日 14時15分40秒 | 虫さん
木漏れ日の射す森の中で、
最初に出逢ったのは・・・


コミスジ


イチモンジ蝶の仲間で、
ミスジチョウオオミスジホシミスジと、
みんな良く似ているけれど、
コミスジが名前の通り1番小ぶり。






森の中のちょっと開けた原っぱには・・・


ヒメアカタテハ



顔が見えないね~。



こちらも、姫。


ヒメウラナミジャノメ




口ひげを蓄えたようなユニークなお顔。


原っぱには、
このウラナミジャノメが1番多かった。





姫の最後は、ヒメキマダラセセリ



今年初めて逢ったセセリ蝶。





鮮やかな黄色のモンキチョウ


白っぽいのは、メスに多いらしい。


グリーンの目が、いいね~。



そして、木立の中にひっそりと・・・


クロヒカゲ
蝶にしては珍しく、暗い所が好きな子。



最後の最後に、もう1頭、
薄暗い木立の中で見慣れない蝶を見かけ、
後を追ったのだけれど、
まかれてしまった。
ちょっと大きめの渋い柄の子だった。
もしかしたら蛾だったのかもしれない(笑)