昨夜の今年最後の満月。
自宅から眺める羽目になったけれど、
ほぼ真東から昇り、
マンション群に阻まれることなく、
美しい姿を見せてくれた。
とても黄色い綺麗なお月さま。
仕事が昨日までだったので、
仕事帰りに、
今年最後の満月を眺めながらの、
車中泊納めをするつもりだった。
そう・・・ 午前中までは・・・
でも、それが、
1本の電話でナシになってしまった。
実家の老母が骨折した。
老母と言う表現は初めて使うけれど、
もう確実に老母だ。
老母としか言いようがない。
一昨日26日の夜、自宅内で転倒。
痛くて身動きが取れない状態。
まだ私たち世代ならば、
あ、コレは骨折したな、と、
救急車を呼ぶところなのに、
それさえ判らず一晩過ごしたらしい。
翌27日朝、弟の嫁が、
かかりつけ医に連れて行ったところ、
やはり骨折していると、
医師会病院へ行くよう指示され、
この時点で、私に連絡が入った。
午後、私も医師会病院へ出向き、
一緒に担当医の話を聞くことに・・・
なんと、医師会病院での担当医、
去年の私の骨折の時と同じ先生だった!
あちゃ~!
とんでもない所、やっちゃってる。
こうなっちゃうと、
金属のプレートで繋ぐのは無理で、
骨盤側を金属の人工骨と入れ替え、
その人工骨の杭部分を、
大腿骨の中に挿入する。
そう言う手術になるらしい。
で、私が年内で手術出来る日は、
明日しかないけれど、
どうしますか?って・・・
どうしますか?も、
こうしますか?も、
もう、こうなったら、
やってもらうしかないじゃない!
その後、麻酔医の説明を受け、
それから、弟の嫁と二人で、
手術の同意書やら、
入院手続きの書類やら、
いったい何枚サインしたっけ・・・?
そして今日28日、手術。
とりあえず、手術は無事終了。
後は早急にリハビリ開始とのこと。
入院は、2、3ヶ月になるだろうと。
人工骨の実物は見ていないけれど、
術後のレントゲン写真を見る限りでは、
杭の長さは15cm位だった。
父が逝ってから、もうすぐ5年。
あれよあれよと言う間に、
動きが緩慢になってしまい、
視力も聴力も衰えてしまった老母。
まだ自分の足で歩きたい!
そんな気力があるだろうか?
本人に、その気力がなければ、
寝たきりになってしまうのは確実だろう。
弟たちとその辺のところ、
一度ちゃんと話をしなきゃいけないな。
去年は、私自身が骨折をして、
半年ほど潰してしまった感じだった。
今年は、コロナ感染はあったけれど、
特に大きなハプニングもなく、
やれやれ、なんとか無事に、
あと数日でこの1年が終わる。
そう思っていた矢先の出来事だ。
全く、最後の最後まで気が抜けない。