鳥さん、虫さん、野の花。朝焼け、夕日、月の光。世界は、愛おしい者たち、美しい時で満ち溢れている。
ずっと人混みは避けていた。
ここ数年、外食は皆無。
遠出したって車の中で寝てたし。
お買い物には、必ずマスク。
店を出る時の手指の消毒も必ず。
何度か濃厚接触者が近くに現れたけれど、
コロナに感染することなく済んでいた。
ああ、それなのに・・・
土曜日の夜、
学生時代からの仲良し6人で飲み会。
その中の遠方からの友人を、
我が家に泊めたんだけれど、
なんとその友人が、コロナ陽性!
土曜日の夜から、
少し具合は悪いようだった。
でも彼女、
3週間前にワクチン接種していて、
コロナだなんて全く疑っていなかった。
日曜日、
彼女がうどんが食べたいと言うので、
その御指名のお店までドライブ。
思いの外、遠かった。
往復2時間以上はかかったのでは?
夕方、ますます体調が悪くなった友人、
持参の検査キットを使用したら、
なんとコロナ陽性!
私に、近付くな!と言うけれど、
もう、手遅れじゃないですか~?
ともかく、
土曜の夜一緒だった他の友人たちへも、
連絡しなさいよ~!と。
グループLINEやってるから、
こう言う時は便利だ。
そうして彼女は、
コロナを置き土産にして帰って行った。
月曜日の朝、まず所長に電話。
事情を話したら、爆笑されてしまった。
で、ともかく2日ほどは様子見のため、
仕事は休むことにした。
さて、今日は何からすればいい?
感染しているかどうかは不明だけど、
感染していた場合に備えないと・・・
まずはともかく、
コロナの検査キットを買わなきゃ!
1個、1,848円!
えっ、そんなにお高いの~!って思った。
でも、仕方がない。
そして、新しい電子体温計も購入。
手持ちの体温計が、
あろうことかこのタイミングで、
まさかのバッテリー切れ。
しかも、古いタイプで、
バッテリー交換不可の物だった。
35.8℃、このくらいが私の平熱。
そして、食料品も調達。
まだ何ともないうちに、
おでんを仕込んで置く。
大根の皮で、
キンピラを作ったりなんかして~(笑)
おでんコトコト煮込んでいる間に、
友人を泊めた部屋や、
トイレ、洗面所などを消毒したり、
彼女が使ったタオルや毛布などを洗濯。
でも、ふと思った。
私も感染していたら意味ないよね~と・・・
夕方には、おでんもほぼ完成。
グループLINEは朝から姦しいが、
昨日の今日だもん、
私の体調には、まだ異変はなかった。
他の友人たちも、今のところ異常なし。
しかし、火曜日・・・
お昼頃から、熱が出始めた。
測るたんびに上がって行った。
38℃を超えた辺りから、
もう写真撮る気力がなくなっていた。
夜、朦朧としながら、
検査キットを使ってみた。
なんか、微妙・・・(笑)
私が失敗したのか、
まだウイルスが検出出来ないのか?
翌朝、再検査することにして寝た。
水曜日の朝、再検査。
今度はハッキリと陽性反応!
熱は38℃を超えて推移。
ここで初めてロキソニンを飲んだ。
最近のコロナ経験者の話を聞くと、
みんな病院行っても無駄だと言う。
きつい思いをして病院行っても、
外で車の中で待たされ、
重症化しそうでなければ、
渡されるのは市販品と同等の解熱剤。
そんな話を聞いていたから、
今回病院へ行く気はなかった。
呼吸困難とかになりそうだったら、
話は別だけれど・・・
コロナを持ち込んだ張本人は、
39℃超えの熱が出たらしい。
あと、咳と喉の痛みが酷いって・・・
私は発熱があるだけで、
喉の痛みはほとんど感じないし、
味覚異常もなく、
おでんが美味しく食べられる。
この程度で済むのか?
それとも、これからが本番か・・・?
一抹の不安は過るけれど、
もうなるようにしかならない。
手元にあるロキソニンで凌ぐしかない。
発症から、たった一日で、
体重が50kgを切ってしまった。
ちなみに身長は165cm。
大人になってからの人生で、
二度目の40kg台だ。
ま、瞬間的なものだろうけど・・・
私に陽性反応が出た時点で、
残りの友人4人に異常はなかった。
土曜日の夜から日曜日、
ずっと一緒だった私だけが感染。
今にして思えば、
あの2時間以上一緒だったドライブ中に、
感染したんだろうなと思う。
木曜日・・・
土曜日に飲み会を行った友人たちとは、
全く関係のない別の友人から、
カロナールが送られて来た。
このカロナールが、病院で出される、
対コロナの解熱剤だそうだ。
ロキソニンよりコロナに対して効くとかで、
売り切れ続出の薬らしい。
グループLINEで、友人も言ってた。
ドラッグストアには無いらしいよ、と・・・
そんな虎の子の薬を送ってくれたのか?
ありがとう! ありがとう!
ありがたく飲ませて頂きます!
もう、感謝しても仕切れない。
しっかり食べて、
ちゃんとカロナール飲んで、
たっぷり寝て、
頑張ってコロナ治します!
ありがとう!
金曜日、今日は私の誕生日。
それをコロナ感染で迎えるとは・・・
熱は相変わらず37℃以上。
なかなか下がらない。
まだ発症4日目だし、仕方ないか・・・
軽症で済んでいるだけでも、
良しとしなければ・・・
そして本日、土曜日、
発症から5日目。
熱はまだ37℃超え。
でも、やっとPCを開く気になった。
今回のコロナの件、
忘れないうちに書いて置かなきゃね。
今回の記事のタイトル、
otikomiさんの昨日のタイトルのパクリ(笑)
あのタイトル見た瞬間、
このフレーズが頭から離れなくて、
使わせて頂いたよ~ん!
えっと・・・
記事にしそびれて、
1週間以上経ってしまってた、
隻腕のカブトムシ君のこと・・・
9月6日に保護していたので、
ひと月経ったね~と、
2回目の床材交換をしたのが10月8日。
床材は2週間程度で交換せよ!と、
なんかに書いてあったので・・・(笑)
最初に購入していた床材は、
ザクザクと荒いタイプの物だった。
一袋を2回で使い切ってしまったので、
ペットショップに買いに行ったけれど、
同じ物はもうなくなっていた。
と、言うか、
こう言った昆虫飼育のためのモノは、
もうほとんど在庫がなかった。
昆虫ゼリーもね。
シーズンオフってことか?
甲虫専門店に行けばあるんだろうけど・・・
仕方なく、細かいタイプの物を購入。
屋移りの際に動画撮ってみたけれど、
ま~元気、元気!
指なんかを掴まれたら、
引きはがすのに一苦労するほどの力強さ。
まだ当分生きそうだね!と、思った。
昆虫ゼリー、今ある分で足りるだろうか?
そっちが心配だった。
細かい床材は、あまりよろしくなかった。
昆虫ゼリーの表面に、
床材がいっぱいくっついて取れない。
餌台をもっと高くセットすれば、
多少いいんだろうとは思うけれど、
前脚が不自由なこのカブトムシは、
餌台によじ登る度に、
ひっくり返ってしまう危険性がある。
昆虫ゼリーの表面は、
気付いた時に綺麗にするしかないな。
そんな日曜日の翌々日の夜、
ふと飼育ケースを見たら、
ひっくり返ってじっとしていた。
今までだったら、
体を起こそうとジタバタしていたのに・・・
慌てて様子を確認したら、
まだ生きていた。
良かった。
でも、そろそろ、なのかも知れない。
その翌朝、またひっくり返っていた。
ひっくり返ったままピクとも動かない。
そっと持ち上げたら、
あんなにズッシリと重かった体が、
嘘みたいに軽く感じた。
保護してから、ひと月とちょっとだった。
自然界のカブトムシは、
9月のうちに姿を消すらしいから、
ウチに来て、少しだけは延命出来たかな?
結局この子は、
一回も飛ぶ素振りを見せなかった。
逃げようと言う気がなかったのか?
それとも、飛べなかったのか?
ま、居心地が良かったのだろう、
と言うことにしとこ・・・
日曜日、ふと思い立って篠栗九大の森へ。
ほぼ1年ぶり。
ミゾソバの花が咲く一画。
ちっちゃな虫さんたちがやって来ていた。
ホソヒラタアブや、
ミナミヒメヒラタアブたち。
ミゾソバが咲いている辺りは、
グジュグジュの湿地状なので、
足を踏み入れるのは躊躇われる。
行きがけに買ったサンドイッチと、
家から淹れてきたコーヒーで朝ご飯。
サンドイッチを頬張りながらも、
周りをキョロキョロ。
飛んでいる虫さんを品定め。
1番最初に目に付いたのは、コミスジ。
コミスジは大きな蝶じゃないけれど、
その特徴的な飛び方で、
遠くからでも判りやすい。
ヒラッ、ヒラッ、ツーン・・・と言うか、
フワッ、フワッ、スィーン・・・と言うか、
言葉で表現するのは難しいけど・・・
コミスジはイチモンジチョウ亜科の蝶で、
良く似た種では、ミスジチョウや、
ホシミスジが九州にもいるようだけれど、
未だ出逢ったことがない。
彼らの飛び方も、
コミスジと同じなんだろうか?
コミスジの花止まりを初めて撮った!
セイタカアワダチソウだけどね、
ま~、花は花。(笑)
コミスジの近くにいたのはオオハナアブ。
一見、蜂のような見た目の花アブ。
オレンジ色の蝶の姿が目に入って、
追いかける、追いかける!
もしかしたら、
今回の1番のお目当ての蝶かも知れない。
しか~し、残念ながら違った。
ツマグロヒョウモンの男の子だった。
逢いたかったのは、メスグロヒョウモン。
メスはその名の通り黒いけれど、
オスは、ツマグロ君と同じオレンジ色。
遠目には見分けが付かないぐらい似ている。
メスグロヒョウモンには、
ここ九大の森でしか逢ったことがない。
今回もと期待していたけれど、駄目だった。
メスグロヒョウモンは、
福岡県では準絶滅危惧種指定。
1年に1回ぐらいは逢わないと、不安だ。
篠栗九大の森には、
いつも南側出入口から入って、
池の周り約2kの散策路を歩き、
北側出入口近くの東屋で折り返す。
折り返してからは、
所々で散策路から外れ、
奥まった林縁を歩きまわっての虫探し。
そしてまた散策路へ戻り、
南側出入口を目指すパターン。
したがって、2kmx2+ウロウロで、
およそ5kmほどの散策。
折り返し地点の東屋に、
ドングリが3個並べて置かれていた。
まぁるいドングリ、クヌギかな。
東屋でコーヒー飲んで一休みして、
来た道を戻ると・・・
ベンチの上にドングリが!
今度は4個あった。
さっきの東屋の3個を置いた人物と、
きっと同じだろうと思った。
また、あるかも知れない。
次は、5個だったりして・・・
ちょっと、宝探し気分🎵
サクラの広場へ入り込む。
ここの林縁には、
たくさんの虫さんが潜んでいるんだ。
今の時期は、ヒト科はだ~れもいないし・・・
奥まった場所の桜の樹に花が咲いていた。
普通のソメイヨシノのはず・・・
一人お花見と洒落込んでいたら、
先客がいた。
オオカマキリかな?
以前、背中にハートマークのある、
エサキモンキツノカメムシのいた場所を、
チェックしていたら・・・
ちょっと大きめの蟻さん発見!
いや、待て、これは蟻じゃない。
アレだ、アレ・・・
ホソヘリカメムシの幼虫だ!
ホソヘリカメムシの幼虫は蟻に擬態し、
成虫の飛ぶ姿は、
足長蜂にソックリと言う。
今回初めて、その幼虫と出逢った。
一丁前に、威嚇していた。
かなり明るい緑色のカマキリ。
ハラビロカマキリかな?
ホタルガ
笹の葉の上をノソノソ歩いていた。
開帳3cmもない小さな蛾。
ベニスジヒメシャク、
コベニスジヒメシャク、
フトベニスジヒメシャクと、
似たような蛾が数種いるけれど、
ここは消去法で、
ウスベニスジヒメシャクかな、と・・・
ちっちゃ~なミナミヒメヒラタアブ。
今回の1番の目的は、
メスグロヒョウモンだった。
この蝶は元々の数が少ないんだから、
逢えなくても、まあ仕方ない。
でも、いつも必ず逢えていた蝶が、
今回全く姿を見せてくれなかった。
ムラサキシジミにテングチョウ。
アカタテハもいなかったな~。
ツマグロヒョウモンも少なかったし・・・
これは、ぶんぶんさんも仰っていた。
全国的なものなのか?
この夏の驚異的な暑さや、
ダラダラ続いた残暑のせいなのか?
最後に見つけたベンチのドングリ、
5個だったよ。
今朝、仕事場に到着して車から降りたら、
ギチギチギチ~とモズの声。
あ、帰って来てる!
この声だと、いつもの場所だね。
探すまでもない、
いつものお決まりの場所。
去年、モズが帰って来たのを確認したのは、
10月19日だった。
去年も、
ここに縄張りを構えたのは女の子。
同じ子だろうか?
モズの寿命は平均2年らしいけど・・・
お腹をアンテナに乗っけちゃって・・・
ちょっと、太った?
荷物を仕事場に置いて、
さっきより少し近い別角度から・・・
このアンテナは、
鳥さんたちの物見櫓みたいなもの。
いつも、誰かしらやって来ている。
次に姿を見せるのは、
きっとジョウビタキ、のはず・・・
あ、行っちゃった。
ま、これからは毎日のように逢えるから、
しばらくの間、よろしくね。
コミスジかな~?
ってぐらいの距離と角度。
林道では、高~い樹の上から、
いっつも見下ろされて・・・
私はいっつも見上げるばかりで・・・
ウラギンシジミはまだいい。
翅を閉じていても、開いていても、
割と見つけやすい。
クロヒカゲは、
いつもほぼ同じ場所に陣取っている。
地表近くをチョロチョロしていたのは、
ヤマトシジミ。
キタテハ キアゲハ
オオボケかましてしまいました!
ぶんぶんさん、ご指摘ありがとうございます!
ツマグロヒョウモンの男子。
このボコボコの地面は、
たぶんイノシシの仕業だろう。
公園の奥まった所、
こんな感じの所にいるのよね~、
あの蝶、クロコノマチョウは・・・
ビンゴ!
2頭いるの、分かるかな~?
日中でも薄暗い場所なので、
カメラはフラッシュ焚け!とうるさい。
この場所だけで、5頭ほど確認。
この子が1番近距離で撮った子だけれど、
やっぱりピントがイマイチ。
前回と同じ林道、公園だから、
前回と同じような顔ぶれね。(笑)