昨夜、マンションの通路に、
仰向けになっている黄金虫がいた。
死んじゃってるのかな?
と思って見ていたら、
脚が微かに動いていた。
指を差しだしたら、しがみついて来た。
コフキコガネのメスだった。
粉吹きとは思えないほど、
体の毛がなくなって、
ツルツルになっていた。
アクエリアスを含ませたコットンの上に・・・
でも、口をつけようとはしないし、
全く動かない。
もう、寿命なのかも知れない。
それでも、
指を出すとしがみついて来る。
明日の朝、
緑の中に帰してあげるからね。
飼育ケースの中に戻し、
猫たちがちょっかい出さないよう、
別の部屋へ・・・
朝、コロンと横になっていた。
何度ツンツンとしても、
二度と動くことはなかった。
土に帰ろうね。
他の生き物の糧になるかも知れない。
でも、それも、自然の摂理。
コフキコガネの亡骸を手に、
部屋を出た。
・・・で、終わるはずだったのに、
こんなマンションの、
それも6階なんかに、
いるはずのないモンと遭遇してしまった!
キミは、〇〇〇〇〇だよね~!?
なんで、こんな所にいるの~?
コフキコガネの亡骸を、
包んでいたテッシュペーパーから出し、
そのテッシュペーパーでソレを捕獲。
コフキコガネの亡骸は、
むき出しのまんま掌の上へ。
あ~、も~、朝から何やってんだか・・・
つづく・・・