陳建一が教える、家庭で作る中華料理の基本
私は食べるなら断然和食なんですが、作るとなると話は別。
やっぱり中華ですよー、最初から最後まで強火ってところが男らしいし、大きな中華鍋をガッコンガッコン振り回してると何か一流シェフになった気分になってきてね、楽しいですよねー。
キッチンには普段、焼酎のお湯割りを作る時にしか入らないんですけど、なぜか奥さんが中華を作ろうとするとピーンとくるんですねえ。←その能力を仕事で使え!
そうするともう黙ってられなくて、奥さんから中華鍋奪い取っちゃうんです。←うはは、バカ
そんな私がある書店で見つけたのがコレ。
鉄人と呼ばれたぐらいですからね、大層仰々しい料理が載ってるんだろうなーなんて思っていたら、びっくり。すべて中華鍋ひとつと、調味料はどこの家庭にもあるようなものばかり。どれも簡単そうでうまそう!
極めつけは酢辣湯麺。
すっぱくて辛い四川のスープを市販のインスタントラーメンから作っちゃうんですよ。
いやーコレが旨かった。
もちろん父、陳建民ゆずりの麻婆豆腐もあるし、彼のひょうきんな一面や、躍動感ある調理風景などふんだんに載っていて、写真を眺めているだけでも楽しい。
以前、陳健一の中華鍋を見たときは笑ってしまったけど、今じゃホント、尊敬しちゃってます。
会社の後輩と呑んでいる時の話題。なんでも中華鍋(鉄製)を買ったんだが奥さんが何回料理しても鍋に焦げ付いてしまうそうだ。
私「そもそも中華鍋買った時に焼きいれたの?」
彼「なんですかそれ?」
私「買った時の鉄鍋って錆びないようにコーティングしてあるじゃないか。
だから買ってきたらまずそれを焼ききってから油をなじませないと」
彼「へー」 ←てかお前、学生のころバーミヤンでバイトしてたんじゃないのか?
私「強火で30分ぐらい空焼きするんだよ、そうすりゃ鍋の色が変わってくるから・・・」
まーそんな話をしていたんだけど、結局はじめてで不安だから、と言うことで休みの日に奥さんと鍋を買った時の箱に入れて持ってきた。
が、しかし・・・彼も笑顔でやってきた。
ババーン

鉄人 陳建一って何年前のキャラだよ!
しかも顔が若すぎる! (30歳代の時のものか?)

それにご丁寧に鍋とお玉の柄に鉄人て焼きが入れてあるし!
私「お前、ずいぶんいい物持ってんじゃないか」
彼「そんな、たいした事ないっすよ」 ←厭味に気がついてない
よくこんな鍋使って平常心で火を扱えるなー。
水を飲んだら大分落ち着いたんで、気を取り直して空焼き開始。
強火でがんがん焼いていくと、徐々に黒から青っぽい色に変わっていくのが、なんか今まで振り向いてもくれなかった女の子が自分色に染まっていくみたいで気持ちいいんだな。
鍋底だけではいけません、全体に焼きを入れます。

コーティングが取れていないお玉との差がわかります?
30cmの鍋でだいたい40分ほどかかったかな。
焼入れが終わったら鍋が熱いまま、水につけ被膜材や工業油をとばします。
↑かなり大きい音がしますのでびっくりしない様に!
台所洗剤でよく洗います。
くず野菜で10分ほど炒め物をして油をなじませます。

以上でOK。
コレで酸化膜である黒錆ができ、黒錆を維持することで焦げ付かなくなる。
後は料理するたびに「返し油」って言って
①15秒ぐらい空焼きして鍋から軽く煙が出るぐらい熱する。
②お玉一杯分ほどの油をひいて鍋になじます。
③油をポットにもどし、改めて料理を開始する。
こんなとこでしょうかね。
私はフライパンも鉄製のものを使ってますよ。
やはり熱伝導がいいし、ちゃんと手入れをすればテフロンより焦げ付かないし。
あと鉄分も取れるし。
それからテフロンを空焼きしちゃだめですよ。
テフロンは鉄鍋で言うところの黒錆を人工的に被膜したもので、
コレは高温で溶けると有毒ガスが発生しますから。
と、言うことで鉄人 陳建一は一皮剥けて帰って行きました。
私「そもそも中華鍋買った時に焼きいれたの?」
彼「なんですかそれ?」
私「買った時の鉄鍋って錆びないようにコーティングしてあるじゃないか。
だから買ってきたらまずそれを焼ききってから油をなじませないと」
彼「へー」 ←てかお前、学生のころバーミヤンでバイトしてたんじゃないのか?
私「強火で30分ぐらい空焼きするんだよ、そうすりゃ鍋の色が変わってくるから・・・」
まーそんな話をしていたんだけど、結局はじめてで不安だから、と言うことで休みの日に奥さんと鍋を買った時の箱に入れて持ってきた。
が、しかし・・・彼も笑顔でやってきた。
ババーン

鉄人 陳建一って何年前のキャラだよ!
しかも顔が若すぎる! (30歳代の時のものか?)

それにご丁寧に鍋とお玉の柄に鉄人て焼きが入れてあるし!
私「お前、ずいぶんいい物持ってんじゃないか」
彼「そんな、たいした事ないっすよ」 ←厭味に気がついてない
よくこんな鍋使って平常心で火を扱えるなー。
水を飲んだら大分落ち着いたんで、気を取り直して空焼き開始。
強火でがんがん焼いていくと、徐々に黒から青っぽい色に変わっていくのが、なんか今まで振り向いてもくれなかった女の子が自分色に染まっていくみたいで気持ちいいんだな。
鍋底だけではいけません、全体に焼きを入れます。

コーティングが取れていないお玉との差がわかります?
30cmの鍋でだいたい40分ほどかかったかな。
焼入れが終わったら鍋が熱いまま、水につけ被膜材や工業油をとばします。
↑かなり大きい音がしますのでびっくりしない様に!
台所洗剤でよく洗います。
くず野菜で10分ほど炒め物をして油をなじませます。

以上でOK。
コレで酸化膜である黒錆ができ、黒錆を維持することで焦げ付かなくなる。
後は料理するたびに「返し油」って言って
①15秒ぐらい空焼きして鍋から軽く煙が出るぐらい熱する。
②お玉一杯分ほどの油をひいて鍋になじます。
③油をポットにもどし、改めて料理を開始する。
こんなとこでしょうかね。
私はフライパンも鉄製のものを使ってますよ。
やはり熱伝導がいいし、ちゃんと手入れをすればテフロンより焦げ付かないし。
あと鉄分も取れるし。
それからテフロンを空焼きしちゃだめですよ。
テフロンは鉄鍋で言うところの黒錆を人工的に被膜したもので、
コレは高温で溶けると有毒ガスが発生しますから。
と、言うことで鉄人 陳建一は一皮剥けて帰って行きました。