
35ページ믿어 주는 사람
信じてくれる人
10年間外国系の会社に勤めた。
堅実な職場だとうらやましがられたが、私の進む道ではないような気がした。
私が本当にしたいと思っていた仕事は、人に教えることだった。
悩んだ末、教育大学院に入った。
過程を終える頃に会社を辞めた。そして小さな塾を開いた。
子供たちに心をこめて教えながら経験をつんだ。
3年後、少し欲を出して語学学校を開いた。
しかし、1週間で予想もしないことが生じた。
建物のエレベーターが止まって学生が閉じ込められたのだ。
急いで119番に連絡して子供を救出してもらった。
無事な子供を見た瞬間、安堵感で抑えていた涙があふれた。
学校のインテリア、教材、やりくりにばかり気を使って
周囲を細かく確認できなかった私のせいだと思った。
驚いた気持ちを落ち着かせ子供を家に送って行った。
母親に謝罪してまた涙が出た。
「先生が悪いわけではありませんよ。子供さえ無事ならいいですよ。
泣かないでください。」と、むしろ私を慰めてくれる言葉にまた泣いてしまった。
その夜、メールが届いた。
「先生、スンジェです。私は大丈夫ですから心配しないでください。」
「スンジェの母です。ご飯しっかり食べられていますから心配しないでください。」
私を信じてくれる言葉に、これからもっと心をこめて子供たちに接して行こうと心に決めた。
学校を開いていつの間にか1年たった。
好きなことをしているといっても、時にはつらいときがあり、
そんな時には、その日のことを思い出す。
私が持っている能力で子供たちを暖かく導いていくことが
それに対して報いることではないか。
「スンジェのお母さん、本当にありがとうございました。」
シンジョンア
(2023/7月25日画像サイズ変更)
















