時折、短いメールでやり取りをする。
そんな短いメールの中で、
「いつか遊びにおいで。」と入れたら、
「ハブ酒は、飲めないよ。」と返事がきた。
どうやら沖縄では、誰もがハブ酒を飲んでいると
勘違いしているようだ。おそらくハブ酒を飲んだことの
ない人のほうが圧倒的に多いだろう。
ハブ酒は泡盛に毒を持つハブを漬けてある。
瓶の中でとぐろを巻いている姿はグロテスクだ。
ハブは捕獲してから3カ月ほどエサを与えずに
水だけで養い、その後排泄物などを取り除いてから
洗浄する。
そして生きたままで40度以上の泡盛に漬けこむが、
出来るまでに1年~3年かかるそうだ。
ハブ毒に含まれる良質のタンパク質や脂肪、アミノ酸などが
アルコールに溶け出すために
薬効が生じるといわれている。
最近では内臓の洗浄と臭線の除去、血抜きを丁寧にして
匂いを抑えたハブ酒も出回っている。
またハブと数種類の薬草を一緒に漬けて
飲みやすくしたものも人気だ。
蓋を開けた時にあの独特の臭みがプンとする。
実は、まだ一度も飲んだことはない・・・・
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きじむなー
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