うんたま森のキジムナー

シーシャ ガウガウ

今年は10月1日が旧暦の8月15日「十五夜」だった。
一年のうちでもっとも美しいと言われる十五夜の満月。
月の放つ力も最大になるといわれている。
本来なら各地で八月踊りや、
棒術、獅子舞、綱引きなどが行われるが
今年は、新型肺炎の影響で、各行事はことごとく
中止となった。

しかし、子供たちの獅子舞は健在だったようだ。
十五夜のために作った獅子舞(ダンボールなどでこしらえる)
夜の街には行かないようにと、
言われていたはずなのだが・・・・
手作りの獅子を持って居酒屋回りをする。

市内の子供たちばかりでなく、市街からも親の
送り迎え付でやってくる。

「商売繁盛!シーシャ、ガウガウ」
これを2~3回リフレイン
酔っ払った観光客たちから500円、千円とチップが
渡される。

店の人は「100円にしてください。」というけれど、
まるで役者にチップをはずむようにお金が舞い上がる。
一軒の居酒屋で3千円として10軒も回れば
親の日給を上回る。
昔はお金ではなくお菓子を子供たちに渡していたそうだ。
なかにはサンシンを奏でる芸達者な子供もいて、
親も驚くほどの稼ぎを持ち帰ってくるという。
やりすぎるのは良くないと思う・・・・


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コメント一覧

きじむなー
「物を大切にしろ」と教え込まれました。
今は「断捨離」の時代ですね。
ダイバー
「労働の対価」と言うと大袈裟な話しになってしまいますが、全ての物や事柄には相応の価値と云うものがある筈ですが、昨今は希少価値や物珍しさなど、「価値の物差し」も一様では無いようですね😅 子供の内からしっかりとした金銭感覚を身に付けさせるのは、子育ての「いろは」✴ 何時の時代でも、人の親としての大切な仕事だと私は思っています☺
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