こんにちは、トリです。
この1つ前のブログで、親の世代がが”死”について関心があることを知りました

それで昔、”(社会が付いてい無い)福祉施設”に勤めていた経験で、ガキの戯言(ザレゴト)を書いていきたいと思います。
まず”終活”するのなら墓を買ったり、仏壇を新調する前に
『エンディングノート』の作成に取り組んでほしいです。
エンディングノートを書くのは非常に労力が必要なことだと思います。
だからこそ、元気で手と脳が動く内にしかできないことだと思います。
※エンディングノート
・(引用: 某葬儀屋) http://sougi.bestnet.ne.jp/endingnote/
エンディングノートの雛型はどれを見ても、亡くなった後の事務手続きや処理に必要な項目がメインですよね。
※正直トリは”エンディングノート”という響きが嫌いです。
でも巷で使われている言葉で世間的に浸透している名称が”エンディングノート”なので、ここでは仕方なくエンディングノートという名前を使います。
それにしてもエンディングノートなんて『何で元気な内に”死”を想像して暗い思いをしなければならないのか』と考えてしまいますよね。
それなら”思い出ノート”や”人生自慢ノート”、”ハッピーノート”とかに名称変更してほしいですね。
なぜトリがこう思うのかは下記を読んでください。
ヒトは亡くなる当日まで元気で”ピンピン・コロリ”できるケースというのは、結構少ないのですよ。
ほとんどは自宅で家族等に介護・看護されたり、病院・福祉施設でお世話になります。
その時に重要になるのが下記なのですよ。
・好物・嫌いな食べ物・アレルギーの食物。
↑これは、奥さんや旦那さん、娘、息子が意外と知っていますので、書いても書かなくともいいのですが・・・。
奥さんや旦那さん、娘・息子が勘違いや間違えて覚えているケースもあるので、
念のために書いておいた方がいいと思います。
・3度の飯よりも『好きなこと・もの』
・学生時代・職場時代・現在の『知人・友人』
・その知人・友人・家族と作った『楽しい思い出』・初恋の思い出など思い出
・自分が『全盛期』だと感じている時期
・全盛期の頃の『武勇伝・自慢』エピソード
例えば、運動会のかけっこで負けなしだったとか。営業成績トップだったとか。
・『こだわりの1品』。
例えば、下着は”グンゼ”じゃないと着ないとか、音響はBOSEじゃないとダメだとか。
・自分の『怒り』ポイント。
例えば、自分には縄張りがあってナワバリを1線でも超えられると腹が立つとか、お茶は舌がヤケドしそうなくらい熱めじゃないと気に食わないとか。
・自分への『ご褒美』。
頑張った自分へ温泉旅行に行くとか、万年筆を新調するとか、スナックに呑みに行くとか。
※一番印象に残るものについては、赤線を引いたり、蛍光マーカーで丸をつけたりしてください。
事務手続きに必要な項目ももちろん大事です!(事務手続きは大変なので軽視しないでください。)
でも、事務手続きの項目が書き終わったら、今思いつくだけの思い出や今まで生きてきた年輪をノートいっぱいに書いて、目いっぱい自分の人生を自慢してください。
その思い出など上記の項目が”介護生活”になったときにバツグンの効力を発揮します。
それに、トリの親もそうなのですが、
上記の項目は ” しょっちゅう周りに伝えているから大丈夫だ ” と過信している方も多いと思います。
しかし、いざ認知症になって介護が必要な状態になった時に、意外と伝わってもいなければ、
『誰も覚えていません』。
さらに、覚えていたとしてもウロ覚えだったり、真逆のことだったりします。
本人がきちんと伝えていないがために、嫌なことをされて不快になり、精神的に不穏になって、介護者へ八つ当たりをすることもあります。
こうなると、まさに負のスパイラルです。介護する方もされる方もそれでイライラしますよね。
また、エンディングノートは自分が死に直面ないし、死後について考えながら書くことが多い項目ばかりです。
まだ自分が元気でピンピンしているのに”死”や”死後”を想像するなんて、
書いていてもすこぶるウツになります。
それよりも、
「アレ楽しかったなぁ」
「あれは美味しかったなぁ」
「学生時代の〇〇ちゃん可愛かったなぁ」
「いつぞやテニスコートで見た彼はカッコよかったわ」
「これが好きなんだよ」
「コレが絶品なんだよ」・・・・ と思って書いた方が楽しいと思います。
そしてエンディングノートに楽しい思い出を書くことによって、将来介護するヒトの役に立つだけではなく、
今を楽しく生きることにもつながればいいなぁと思います。
※「あの時食べたアレは絶品だったなぁ~。そこに行く途中も絶景だったなぁ。ばあさん誘って、今から行ってみようかな。」とか、思い出すことによって楽しめることもたくさんあるのではないでしょうか・・・・・。