シオカラトンボとオオシオカラトンボ

	よく見かけるシオカラトンボ。水辺を飛ぶ姿は涼しげでいい。 　成虫になったばかりの時は、尾（正確には腹部）の白い部分がなく、成熟するにつれて粉を吹き（シオカラの名の由来）白くなるんだとか。
	大きな目玉に大きな鼻（のように見える）。 　トンボの顔は愛嬌がある。
	シオカラトンボの複眼は深いグリーン。眺める角度によって様々に色の深みを変えてとても美しい。生きた翡翠（ひすい）。
	こちらは、シオカラトンボといっしょによく見かけるオオシオカラトンボ。「オオ」が付いているのは伊達ではない。実物を見ると、腹部の白みにややブルーがかかり気高い感じがする。
	正面に回ったところ。顔は濃い褐色で、やや獰猛な感じ。
	飛んでいる様子は、青みがかかっていることもあってシオカラトンボに比べセレブ感があるが、複眼の美しさでは一本負け。