ＮＴＴドコモがロゴを一新

ＮＴＴドコモがロゴを一新 イメージ向上で巻き返しへ(共同通信) - goo ニュース

　ドコモと言えば、登場の仕方が衝撃的だった。

　「ドコモ」という、ありふれていそうで、それでなかなか思いつかないネーミングのセンス。ケータイ文化のさきがけとなったｉモード（これもセンスのいい言葉）。ロゴは個人的にはピンとこなかったが・・・洗練度に欠けるんだよね。
　時は流れ、あの頃想像ができないほど今のドコモは不調らしい。シェアを落としまくり、５割を切ったそうだ。

　悪い時には打つ手打つ手が裏目に出るというのはよくあることで、例えば最近の「docomo2.0」というキャッチ、何ですか、あれ？？？
　巷ではWeb2.0という言葉がささやかれ、やや手垢のつき始めたこの言葉をパクリ、金に物を言わせた補強しかできなくて、今や品の無さの代名詞となったどこぞの球団のように冠に頂いてしまうとは・・・かつての覇者の面影はどこにもない。なくなっていた。

　で、今までの悪い流れはなかったことにしようという大英断！・・・ロゴを見る限り、いいじゃない！
　この無駄を一切排したシンプルロゴを見て、ドコモ復活を早々確信したヲレｗｗｗ。
　いや、このデザインはできそうでなかなかできない。自信がない時ほど虚飾に走ってしまいがちだが、よほど腹を据えないとこんなシンプルなデザインは採用にならないよ。
　キャッチコピーもやや臭いけど「手のひらに、明日をのせて」って悪くないと思う。すっと背筋を伸ばして正面を向いている。
　ゼロからのスタート。
　新規蒔き直し。
　色眼鏡をはずして、ドコモの歩みを見たい気持ちになった。初めて。