さすがにUSB2.0/3.0を知らない人は少ないと思うけど、FireWireもしくはIEEE1394を知ってるのは普通じゃない(^^;
詳しくはWikipediaの「IEEE1394」を参照頂くことにして、製品インプレッションをお届けします。
ちなみに転送速度のカタログスペックは、
・USB 2.0 480Mbps
・FireWire 800 800Mbps
とダンチですが、このあたりはコントローラチップの性能など個々の環境によって変化するところです。
私のiMacではTimeMachine環境として1TBのUSB 2.0 外付けHDDを利用していますが、体感的に遅い(^^;
USBは安くていいんですけどね。
そこで今回は以下のようなことを考えてFireWire 800対応機器を購入しました。
・iMacのHDD(750GB)がかなり塞がりつつある(残り100GBを切った)。
・無線LAN(IEEE802.11n)上にあるNASにアクセスすると遅くてイライラする(^^; ので、高速なストレージ上にデータを置きたい。
・iTunesの音楽データもNAS上にあるが、時々iTunesの設定が変わってローカルディスクのライブラリが選択されていることがあり、その度にiTunesの設定からライブラリを選択し直す必要がある。
・Mac OS X Snow Reopard以降搭載された「共有」機能により、iTunesのライブラリをNAS上に置く必要がなくなった。
・半年近く単身赴任状態になるので、NAS上に置いてあるデータを持って行きたい(含仕事のデータ)。
・より高速なThunderboltインタフェースに興味はあるが製品はほとんどない(私のiMacにインタフェースもない)。
・一方、Macbook AirにはThunderbolt Displayを接続することで、FireWire 800にも対応する。
ちなみにThunderboltはIntelの次世代インタフェース規格。次世代USBと比較してみるとカタログスペックはこんな感じです。
・USB 3.0 5.0Gbps
・Thunderbolt 10Gbps
今回BUFFALOのFireWire 800対応「2.0TB HD-M2.0TIBSU2J」を購入しました。容量は2.0TB! これだけあればしばらく持ちそう(^^)
必要なケーブル類はすべて同梱され、買い足すものはありませんでした。
設置したところがこれ↓
初期状態ではFAT32でフォーマットされているので、Windows機でも使うことができます。が、1ファイルあたりの最大サイズが4GBに限定されてしまいます。Macで最大限に性能を引きだそうとするとHFS+でフォーマットし直す必要があります。
フォーマットし直すには[アップル]メニュー→[このMacについて]→[詳しい情報]→[ストレージ]→[ディスクユーティリティ]から、対応デバイスを選択し、[消去]メニューを選びます。最後の[消去]っていうのがちょっと分かりにくいかもしれませんね。
設置して1週間経ってませんが、使用感はVery Good! さくさく読み込める感じです。
ちょっと驚いたのは、内蔵HDDにアクセスするより早いかも、という点。
実際、CGのアプリケーションをインストールして試したところ、明らかに内蔵HDDより起動が早かったです\(^^)/
で、手すきの時にちまちまとデータをNASからコピーしたんですが、5日ほどかかってしまいました(^^; なにせ、写真データだけでも200GBはありましたから。
それでも無事、データの移動を完了して持って行ける状態になりましたよ。400GBほど使用中です。
多く出回っているUSB2.0のものに比べ価格が高いのが難点ですが、速度・容量に不満のある方は検討してもいいかも。
それでは楽しいMac Lifeを!
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