ニュースソース↓↓
NTT「ひかり電話」で126万台通話不能の恐れ(読売新聞) - goo ニュース
電話は繋がって当たり前のライフライン。事前に情報公開され、ファームウェア(制御用のソフトウェア)のアップデートで対応できるとは言え・・・126万台?!規模大きすぎ。さすがNTT(^^;
ネットワークに明るい人のいる世帯はいい。自力でファームウェアのアップデートができるから。が、「電話代安くなりますよぉ~」の言葉で「ひかり電話」を導入した高齢者世帯などは大丈夫か? と心配になってしまう。また、そういう時に限って、電話の必要な事態になったりしがち。
あと、知らない方も多いので触れておくが、一般加入回線(いわゆる「黒電話」)は、停電でも通話は可能。電話線を通じて電源供給されているためだ。(もちろん、電源が必要な留守電とかFAXは使えなくなる)
しかし、「ひかり電話」はIP電話の一種であり、VoIP内蔵ルータ(上記の記事で言うところの室内中継器)への給電が止まると使えなくなってしまう。
なので、停電を伴う大災害の連絡には役に立たず、携帯電話などの代替手段を用意しておかなくてはいけないのが現状だ。
こういう現状を見ると、電話というのは偉大な通信装置であり、これをすぐにでもIP網に置き換えよう(=NGN)というのは無理があるように思う。
NTTのパートナー企業は、便利、経済的ということの裏側を周知した上で、販売拡大に力を入れてほしいと思う。
| Trackback ( 0 )
|