Twitterでおなじみ「bit.ly」などのURL短縮サービス。問題があることはほぼ1年前のエントリでも取り上げました。
・twitter 怪しいリンクにご注意!
要はURLが短縮されると自分が訪問するサイトが、訪問してみるまで分からないということ。
意図しないサイトを訪問してしまったり、最悪、不正プログラムをインストールするページにたどり着いたり(この点、URL短縮サービス提供側はかなり注意しています)と困ったことになりかねません。
ちなみにTwitterの公式サイトでは、マウスポインタを短縮URLに乗せると吹き出しにリンク先URLが表示されます。上手に活用したいですね。
そもそもURL短縮サービスはTwitterの字数制限140文字を踏まえてサービスが開始されました。なので、字数に制限のないサイトやブログ、メールで使用するのはおかしな話です。私が再度このエントリを起こそうと思ったのも、数日前に読んだ記事(URLを偽装するのに短縮URLが使われている)と送られてきた広告メールがきっかけでした。
そのメールはオプトイン、つまり私が送信を許可して送られてくるもので、おかしなものではありません。さらに送信者はIT企業です。
にもかかわらず短縮URLをちりばめた案内メールを送ってくるんですね(^^;
なぜか?
それは多くのURL短縮サービスには「アクセス解析」機能が備わっているからです。わざわざ自前でWebビーコンを用意しなくても、ログインすることでアクセス解析ができてしまうのです。
しかしここで考えて欲しいことは、「アクセス解析をしたい」という自社の欲求と「気持ちの悪いリンクは踏みたくない」というユーザの気持ちをきっちり天秤にのせること。少なくともユーザに対して情報提供をするような会社が、メールのリンクに短縮URLを貼り付けてくるのは問題です。アクセス解析くらい、自前でやれよ(^^;
と言うわけで、件の会社、メルマガを解除しようか、この件について意見を聞こうか、対応を考えているところです(笑)。
| Trackback ( 0 )
|