「奇跡というのは、必ず科学的に説明できる」という信念を持つ美人教授キャサリン(ヒラリー・スワンク)が、ある村の奇跡の謎解きをするところから物語りは始まる。その後、彼女はヘイブンという町の奇跡を解明するよう依頼を受ける。彼女を待ち受ける不可解なできごとの数々、そしてその背後には想像を絶する真実があった・・・。と、こんなストーリー。
川が血の色に染まった謎を解くため川の水を採取して分析するのだが、その途中怪しい少女を見かける。その後様々なことが起こり、その少女ローレン(アンナソフィア・ロブ)が悪魔であることが裏付けられていくのだが、そこへせまる謎解きが面白い。また、キャサリンはかつて調査旅行で自分の娘を亡くすという辛い体験をしているのだが、その記憶がフラッシュバックし今回の調査と絡んでくる手法も緊迫感を盛り上げる。
100分というこの映画の尺も、テンポのよい面白さに一役買っている。もちろん、どんでん返しも。
あこぎな作りとは一線を画した良質なホラー、といった印象。続編を期待したい。
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