言論の世界では「朝日的視点」と「文春的視点」があって、左・右などという立場に未だにこだわる人もいれば、それぞれの派が骨の髄までしみこんでいる人、この両者の対決を面白くウォッチする人もいる >最後のは自分か(^^;)
例えば今日の朝日新聞between(青)ではライブドア事件をテーマに取り上げている。モニターの声と称して様々な意見を吸い上げているのだが、両翼(両極)を2つ取り上げてみよう。
(1)なぜ、この時期の摘発? 耐震強度偽装、米国産牛の輸入再停止・・・。他の問題から、世間の注目をそらす意図があったのでは(兵庫 41歳女性)
(2)いまも容疑を否認していると聞く。罪の意識のないことが、いちばんの罪。(東京 26歳女性)
まあ、それぞれのコメントに言いたいこともあるがそれはさておき、(1)が文春的、(2)が朝日的 代表的発言というイメージが強い。
多くの問題でこの2社は対立構図を持ち、互いの記事の非難合戦を演じることも少なからずあり、野次馬根性を満足させてくれる。
が、そこはやはり大人の関係。今日の朝日新聞には、文芸春秋3月号の広告が1ページと4分の1にわたって掲載されている。→件のページ
お互いの社説や記事でやりあってるのを見た後、こんな広告を見ちゃうと「♪トムとジェリー、仲良くけんかしな!」なんてなつかしのメロディーが頭を駆け巡るのは自分だけ?
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