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 米屋の看板の上で、丸まって寝ている。
 彼らにとって、春の訪れは本当に待ち遠しいものだろう。立春を過ぎても寒さは和らぐ気配を見せない。
 その寝姿は安らいでいるように見えるが、実は彼らは戦っているのだ。羽毛の内側で、命の蝋燭がぢりぢり音をたてている。

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