何が古いかというと、やはり「テンポ」かな。現在のアクション映画などは、テンポよく見せる工夫をかなりしている。これはある意味当然で、今はDVDにしろネットにしろコンテンツがあふれている状態。実際、自分のDVDプレーヤにも録画しただけの映画が20本くらい溜まっているから、「つかみ」が悪いと途中で見るのをやめてしまう。
ちなみに最近では、「七人のマッハ!!!!!!!」(評するまでもない)と「ラッキー・ユー」(ドリュー会いたさに見たが、序盤のギャンブルが緊張感も無くひたすら退屈)が、途中リタイア作品。
本作はオープニングカットが「おお、ブレードランナー(爆)」だし、サイボーグの骨格は「ターミネータ(苦笑)」だし、ストーリー展開のテンポは鈍いし、で何度かリモコンに手を伸ばした。が、なぜか最後まで見てしまった。
なぜだろう? サイボーグのキャッシュ(アンジェリーナ・ジョリー)と人間のコルトの愛の行方が気になったから? そういう点では、きれいごとかもしれないが、ラストは期待値どおり。気持ちよく見終えることができた。
モニタを通じてアドバイスをくれる謎の存在、マーシーもよかったな。
一番の駆動力は・・・アンジーか? (^^;
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