「言葉という時として無力なものを信じる」という。やや感情に流れ、理に訴えかけてくる訳ではないが、以前の「入試問題採用率No1」という噴飯もののCMに比べれば遥かにいい。
そして言論に携わる人間なら、建前上は言わなければならない「言葉を信じる」というメッセージを前面に出してきただけに、CMとはいえ、そこに思いを込める朝日を信用したい(騙されたい(^^;))。というのは、「偽装」「風説」と並べてみると一目瞭然だが、今世間を騒がせている事件は「軽くなってしまった言葉」が根っこにあるからだ。
「政治家の発言からして軽い」などと訳知り顔で、安易な言葉を引いてくるつもりはない。「日本語が乱れている」と一般論に転化し、嘆くつもりもない。
要は、自分がどう言葉とつながっていくか、だ。
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