恋しい兄媛には織部<ハトリベ>縣<アガタ>を賜るのですが、この<ハトリベ>というのは、今の総社市服部の付近の土地を安堵してもらうのです。
この「縣<アガタ>」というのは何でしょうか???
それについて古事記伝で、本居宣長は
“凡て縣と云名は、上<アガリタ>にて、もとは、山の畠のことだ”書いております。そんな意味で弟彦が賜った「波区藝縣」も笠岡みたいな海岸地帯でなく、もっと山奥の山間地帯ではないかと、津高辺りの土地ではないかと私は思うのです。
この「縣<アガタ>」というのは何でしょうか???
それについて古事記伝で、本居宣長は
“凡て縣と云名は、上<アガリタ>にて、もとは、山の畠のことだ”書いております。そんな意味で弟彦が賜った「波区藝縣」も笠岡みたいな海岸地帯でなく、もっと山奥の山間地帯ではないかと、津高辺りの土地ではないかと私は思うのです。