映画『天空の城ラピュタ』(1986年)

この作品は、スウィフトの『ガリバー旅行記』をモチーフに、宮崎駿がオリジナル原案で描いた冒険アクション。
空に浮かぶ伝説の島“ラピュタ”や反重力作用を持つ“飛行石”といったファンタジックなプロット、そして躍動感溢れるストーリー＆卓越した演出など、宮崎監督の手腕が冴える傑作娯楽活劇。


スラッグ峡谷に住む見習い機械工のパズーはある日、空から降りてきた不思議な少女を助ける。その少女・シータは、浮力を持つ謎の鉱石“飛行石”を身につけていた。やがてパズーは、飛行石を狙う政府機関や海賊たちの陰謀に巻き込まれ、かつて地上を支配したという伝説の天空島「ラピュタ帝国」に誘われてゆく。


この作品は、言わずと知れた名作なんですが、実をいうとこれまでテレビで少し観たことありますがまともに観たことがありませんでした。
先週、金曜ロードショーでも放送されましたが、年明けにレンタルで鑑賞したまま書き忘れていました。
最近では金曜ロードショーで放送される度に場面に合わせて“バルス”というワードを皆がツイートしてサーバーがダウン？したとかで話題になったり。
まともに観たことがなかったので、なぜそこまで盛り上がっているのかさっぱり分かりませんでしたが、今回ちゃんと観たことでその意味が分かった気がします。
派手なエピソードや無理ない敵などが出てこず、全ての出会いや出来事に違和感を感じないのが良かったし、演出も静と動が絶妙に合わさっていて単純に楽しめた。
この『天空の城ラピュタ』以外にも『風の谷のナウシカ』『もののけ姫』などまともに観たことがないジブリ作品が意外にまだたくさんある事に気が付きました。これから空いた時間にどんどん観ていこうかな。