映画『ひゃくはち』(2008年)

この作品は、29歳の新鋭・森義隆監督が、補欠部員たちの奮闘を爽やかに描いた青春ドラマ。雅人役に映画初主演の斎藤嘉樹、ノブ役に『恋空』の中村蒼。
この2人以外に市川由衣、竹内力、高良健吾、桐谷健太など結構豪華なキャストが集まっています。

野球の名門として知られる京浜高校の補欠部員・雅人とノブは、甲子園のグラウンドを目指して毎日過酷な練習に励んでいた。しかし上級生が引退しても、彼らに与えられるのは雑用ばかり。そんな中、有望株の新入生が入部したことにより、2人は高校最後の甲子園のベンチを巡って争うことになり…。


この作品のことは全く知らなかったんですが、この間ゲオでレンタルをしに行ったところ、お目当ての作品が悉く貸し出し中だったので僕自身、野球が好きなので、だったら久しぶりに野球を題材にした映画が観たいと思い、スマホで調べていたらこの作品に辿り着きました。
僕は元球児でもないんですが、球児の心理がリアルに映し出されていたし、勝負の世界は厳しさや、一つの事に打ち込む一方で、未成年の未熟さも当然混在する。そういった描写がすごくリアルで面白くて期待以上の作品でした。