これは、なまじ足が速かったがために陸上競技に明け暮れ、
青春を棒に振ってしまった可哀相な男の物語である。
な~んてね。
100%ひがみでやんす。
うらまやしいです。
キューピー、かけっこが苦手でやんした。
いつもいつも、ビリから二番目。
足は遅かったが、誰か一人念力で転がす超能力は持っていた。
あわわ。
幼少のみぎりより超能力を余計なことに使っていたキューピーは、
大きくなって、くだらない人間になってしまった。
足の速い奴は異人種。かたくなにそう信じて成長した自分。
だけど、異人種の物語はなぜか心地よかった。
キューピーのなかで、確かに何かが変わった。
青春を棒に振ってしまった可哀相な男の物語である。
な~んてね。
100%ひがみでやんす。
うらまやしいです。
キューピー、かけっこが苦手でやんした。
いつもいつも、ビリから二番目。
足は遅かったが、誰か一人念力で転がす超能力は持っていた。
あわわ。
幼少のみぎりより超能力を余計なことに使っていたキューピーは、
大きくなって、くだらない人間になってしまった。
足の速い奴は異人種。かたくなにそう信じて成長した自分。
だけど、異人種の物語はなぜか心地よかった。
キューピーのなかで、確かに何かが変わった。
できることなら、34年前にタイムスリップして、主人公と真逆な生き方をしていた自分にこの小説を読ませてやりたいです。
さてさて、難しいお年頃だった自分は何と感想を言うでしょうか?何かしらに熱中するようになるでしょうか?
「僕は"ハッピータイム"の王道を極めるんだ。」
ってなこと言い出しかねません。根はまじめなんですけどねえ……(ハア)
私なんて単純なのでかなり感動しつつ読みました。
かなり長編なのにスラスラ読めちゃって、最後の方は終わってしまうのが勿体無かったです。
足が速いって羨ましいですよね~。
私は6人で走れば3位ぐらいでいたって普通でした(泣)
運動会では足の早い人がヒーローになったし、いつもの二倍増しでカッコよく見えたものです。