精神病院に入院するとは、だいたいかようなものです。
(キューピーのブログはだいたい、すでに映画を観た人に向かって書いてますので、
内容をお知りになりたい人は、他を当たってくださいな。あしからず。)
映画『クワイエットルームにようこそ』は、精神病院に入院した人の心の機微を
とてもよく捉えていて、当事者代表といたしましては、
よくぞやってくれた、という気持ちでいっぱいです。
キューピーは4回も入院したことがあって、それを自慢げに告白することも
ないわけではないんですが、いけませんよねえ。
4回目の入院の際には保護者として、両親のほかに
妹の名前も書かされました。
そして、手厚い看護を受けました。
映画では江口さん(りょう)、山岸さん(????)といった
頼もしかったり、優しかったりの看護師さんたちが登場しますが、
僕の入院先にもそれぞれ個性的で、みな良心的な看護師さん(主に男性)たちが
たくさんいらっしゃいました。
ほんとうに、こんな半端な男に対しても至れり尽くせりで
感謝の気持ちを言葉にしていたらきりがありません。
「みんなぁ!日本の医療も捨てたもんじゃないぞ!」
昔のクワイエットルームは四畳半ほどの広さの部屋に、
和式便器と(金かくしの部分が無い特殊なやつでした)
マットと毛布だけがありました。
便器に水洗のスイッチはついておらず、「ウンチしましたぁ」と声に出して言うと、
天井にあるマイクが音を拾い、ナースセンターの看護師さんが
水洗のスイッチを押すという仕組みでした。
その病室があった病棟は老朽化のため今は取り壊されてありません。
映画は、主人公:明日香(内田有紀)が内縁の夫:鉄ちゃん(宮藤官九郎)に、
別れてあげるから退院の保証をしてほしいと頼んでいましたが、
現実ではあそこは親兄弟の出番じゃないかしら、、、?
葬式と精神病院入院は、勘当なんて関係ない、という解釈は
随分と身勝手だなと思われます?
本当に勘当同然だったキューピーの生き様。
入院を契機に保護してくれた家族のありがたさが身に沁みました。
西野(大竹しのぶ)風に言うと、おかげで十字架が随分軽くなりました。
それから、謝らなければなりません。
僕は松尾スズキさんを過小評価しておりました。
こんな素晴らしい映画を作られる方だったんですね。
どなたか、松尾スズキさんに会う予定の人は、
「キューピーが礼を言っていた。」
と、お伝えください。
まことに個人的に、
☆☆☆☆☆
(キューピーのブログはだいたい、すでに映画を観た人に向かって書いてますので、
内容をお知りになりたい人は、他を当たってくださいな。あしからず。)
映画『クワイエットルームにようこそ』は、精神病院に入院した人の心の機微を
とてもよく捉えていて、当事者代表といたしましては、
よくぞやってくれた、という気持ちでいっぱいです。
キューピーは4回も入院したことがあって、それを自慢げに告白することも
ないわけではないんですが、いけませんよねえ。
4回目の入院の際には保護者として、両親のほかに
妹の名前も書かされました。
そして、手厚い看護を受けました。
映画では江口さん(りょう)、山岸さん(????)といった
頼もしかったり、優しかったりの看護師さんたちが登場しますが、
僕の入院先にもそれぞれ個性的で、みな良心的な看護師さん(主に男性)たちが
たくさんいらっしゃいました。
ほんとうに、こんな半端な男に対しても至れり尽くせりで
感謝の気持ちを言葉にしていたらきりがありません。
「みんなぁ!日本の医療も捨てたもんじゃないぞ!」
昔のクワイエットルームは四畳半ほどの広さの部屋に、
和式便器と(金かくしの部分が無い特殊なやつでした)
マットと毛布だけがありました。
便器に水洗のスイッチはついておらず、「ウンチしましたぁ」と声に出して言うと、
天井にあるマイクが音を拾い、ナースセンターの看護師さんが
水洗のスイッチを押すという仕組みでした。
その病室があった病棟は老朽化のため今は取り壊されてありません。
映画は、主人公:明日香(内田有紀)が内縁の夫:鉄ちゃん(宮藤官九郎)に、
別れてあげるから退院の保証をしてほしいと頼んでいましたが、
現実ではあそこは親兄弟の出番じゃないかしら、、、?
葬式と精神病院入院は、勘当なんて関係ない、という解釈は
随分と身勝手だなと思われます?
本当に勘当同然だったキューピーの生き様。
入院を契機に保護してくれた家族のありがたさが身に沁みました。
西野(大竹しのぶ)風に言うと、おかげで十字架が随分軽くなりました。
それから、謝らなければなりません。
僕は松尾スズキさんを過小評価しておりました。
こんな素晴らしい映画を作られる方だったんですね。
どなたか、松尾スズキさんに会う予定の人は、
「キューピーが礼を言っていた。」
と、お伝えください。
まことに個人的に、
☆☆☆☆☆
そうですか。
そうなんですね。
未経験者にはこの映画に描かれていたことが本当かどうかも判別不能で、すなわち映画としてどういうスタンスを取っていいかも分からなかったのです。
松尾さんもこういう題材を映画にするというのは大変なチャレンジだったのかも。
今度松尾さんにお会いした時はキューピーさんがよろしく言っていたとお伝えしておきますね!(大ウソ)
泣き喚く女:いたいた。Aさんが「みゆき!!!みゆき!!!」と叫んでいた。僕の知り合いに"みゆき"は多いので、随分後ろめたい気持ちにさせられた。
深夜、さめざめとすすり泣く声:男子病棟だったので、そんな人いなかった。
椅子でナースセンターのガラス窓をたたく人:そんな過激な人は注射を打たれておとなしくなります。僕が入院していたとき、Bさんが手でナースセンターの窓をバンバンと叩いた。その頃ナースセンターでは生死の淵をさまよう老女が集中看護を受けており、Bさんは看護師さんにこっぴどく叱られた。しかし、Bさんはその後も体の痒みを訴えるなど看護師さんをてこずらせたため、慢性患者の病棟に移された。
西野(大竹しのぶ)のような人:意地の悪い人はいなかったが、牢名主のような人Cさんがにらみをきかせていた。僕はそのCさんに気に入られ、夜中に塩味のよく効いた握り飯を食わせてもらった。(お金はせびられなかったよ。)
勝手に退院しようとする人:前にも書いたが隣のベッドのDさんが夜中に自分の荷物を2Fのまどからポイポイと中庭に放り投げていた。気付くと僕のスニーカーや洗剤も中庭にあった。病棟の窓は15cmぐらいしか開かないので、Dさんの脱走計画は失敗した。
頭に火をつける人:下半身をむき出しにする人はいたが、自分の頭に火をつける人はいなかった。共有物のライターがなくなることはよくあった。いつも盗癖があるEさんの引き出しから発見された。Eさんの放火計画は失敗に終わった。(JOKE)
レズビアン:知り合いにゲイの精神障害者はいない。よかった。キューピーをゲイにする計画は失敗に終わった。
話は変わりますが、あの南京大虐殺の映画レビューのアップ後、アクセス解析で見たら、靖国神社本体からのアクセスがありました。あの内容なのですぐに反応したみたいです。ちっとビビりました!
「でも、そんなの関係ねぇ」ウェーイ!
靖国神社本体からのアクセス、おめでとうございます????アクセス解析ができると楽しいですね。僕もやってみたいです。(gooはアドバンスに切り替えないと出来ないんです。)