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キューピーヘアーのたらたら日記

ガンバレ日本!!!TB&コメント大歓迎♪

ハーフェズ ペルシャの詩

2008-10-28 18:06:21 | は行の映画
ハーフェズとはコーランの暗唱者のことだそうな。

なんとかの章の第25節、とか聞かれると一字一句間違わずに唱えることができるんだから

記憶力が優っていないとなれないよね。


主人公:シャムセディンはハーフェズの試験に合格し、修行の一環として

イランに帰国したばかりの長老の娘:ナバート(麻生久美子)に

コーランを教える役目を仰せつかる。

別々の部屋にいて壁越しにコーランを唱えるだけの関係なのだが、

二人は恋に落ちてしまう。

日本ぢゃ考えられませんねえ。

やがて二人は一線を越えて肉体関係を持つことに…。

嘘です。

邦画やハリウッド映画ではそうなるところですが、

禁欲的なイラン映画はそこが違う。

何をしたかって?


視線を合わせました。

そして、詩を詠み合いました。


たったそれだけの罪で、彼は鞭打ち50回の刑に加え、

ハーフェズの資格剥奪。

ナバートは他の男と結婚させられてしまう。

(その相手の名前もシャムセディンていうんだけれど、

 イランじゃあよくある名前なの?)

ショックでナバートは心の病に。


やがて、建築現場で働いているシャムセディンの元にナバートの父親から、

娘の病気が治ったので、条件付で許すとの連絡が額に入った鏡と共に届けられる。

その条件とは7つの村で鏡の請願を行うというもの。

"鏡の請願"とは、処女に鏡を拭いてもらい、その処女の願いを叶えるというもの。

通常は愛を得るために行うのだそうだが、

彼の場合は愛を忘れるため。


シャムセイディンは各地で奇跡をおこし、

評判はイスラム教のお偉方の耳にも入って問題になり、

彼は牢屋に入れられてしまう。



なんかよくわかんねえエンディングだったぞお。

映画で何を表現したかったのかなあ?

結局は反体制を訴えたかったが、イランの国情ではそれもかなわず

中途半端な映画になっちゃった、ってことなのか!?

でも、その国情が伝わったってことでは、目的を果たしたといえるかも知れない。


麻生久美子ちゃん、頑張ってました。

パパは嬉しいぞ。

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2 コメント

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こんばんは♪ (ミチ)
2008-10-29 22:30:50
えっ?
いつのまに麻生久美子のパパに??

ちょっとワケのわかんないところもありましたが、視線を合わせて詩を詠み合うっていうプラトニックな関係がとってもステキ~って思いました
すぐに肉体関係になってしまうとエロスが感じられないです~。
返信する
ミチさん♪ (キューピー)
2008-10-30 17:58:00
僕は学生時代に児童文化研究会とゆーのに所属していたくらい子供が好きで、その後児童文学を読んだり、人形劇を見に行ったりはしなくなったものの、甥っ子が幼い頃にはいっしょにプロレスごっこをしたり、姪とはお医者さんごっこじゃなかった、おままごとにつきあったり、

ああ、あの頃はよかったなあ。
中学校に入る頃には鼻にも引っ掛けてくれなくなっちゃった。
そんな今でも、ショッピングセンターなんぞで見かける人様の子供が可愛くてしょうがない。
対女性に関してはお金で解決できるけど、60分1万4000円で幼稚園児とお遊びが出来る施設など、冗談でいうのもはばかられる。
僕が言ってるのは宮崎勤のような超ド変態のする遊びじゃないすよお!絵本を読み聞かせてあげたり、お馬さんになって、ひひ~んといなないてみせたりするだけでいいんです。
これは重大な僕の人生の欠陥なんです。ホントに子育てをしたかった。だから、いきなり麻生久美子のパパになっちゃったりするわけです。そして、久美子のやつが彼氏なんぞを家に連れてきた日にゃあ、「君を殴らせてくれないか」などとケツの青い若者に言っちゃったりするわけなんです。

ああ、枯れてる。
最近、自分が枯れていくのがよくわかる。
これが50歳かあ…。
(正確にはキューピーまだ49歳ですけどね。)
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