ボルベール<帰郷> 2007-12-31 00:20:24 | は行の映画 ペドロ・アルモドバル監督による女性賛歌3部作の 最終章なんだそうですが、 運命に翻弄されるのは男も同じ。 情熱や業に逆らえず、過ちを犯してしまう 罪深き生き物が人間というもの。 キリスト教では原罪といい、 浄土真宗では "悪人こそ救われんや" と言っている。 この映画の登場人物はほとんどが罪人。 明るくて、優しくて、逞しい罪人たち。 その抱える苦悩は表に出さず、泰然自若としてい . . . 本文を読む