goo blog サービス終了のお知らせ 

ケッタでグルグル

久々にケッタ(自転車)を購入。
これを機にブラブラ回ってみよっと。

名鉄美濃駅

2008-01-26 | 鉄道

美濃市にある旧名鉄美濃駅の駅舎。

1911年に美濃電気軌道の上有知駅として開業(2ヶ月で現在の駅名に)し、1930年の名鉄に吸収され名鉄美濃町線に。そして1999年の美濃~新関間廃線と共に廃駅となりました。現在は「旧美濃駅保存会」の方々により、駅舎及び車両が展示保存されています。また駅舎内に「のりものや」さんという鉄道グッズを販売しているお店もあります。

  

自分が子供の頃には岐阜市内線をよく利用していましたし、美濃町線も何度も乗ったことがあるので非常に懐かしかったです。左写真にあるのは「モ601号」(1970年製造)。美濃町線も走っていた車両です。恐らく自分もこの車両に乗ったことがあるのかも知れないです…。市内線はワンマンカーだったのでバスの運賃と同じように運賃箱に入れる方式でしたねぇ。これ(右写真)も懐かしい。美濃町線は車掌さんが乗ってましたね。

  

左の車両が「モ512号」(1926年製造)。大正時代のモノです。これは2001年に名鉄谷汲線が廃線になるまで活躍していたような…とにかく大正時代の車両がつい最近まで現役だったのは驚きです。本来のカラーは赤白のツートンなんですがセピア色の方が似合う感じがしました。

右の車両が「モ593号」(1957年製造)。赤の名鉄には珍しい緑と白のツートンです。どうやら製造当初はこのカラーだったものの後に赤に塗りなおされ、美濃町線廃線間際になって再度、緑と白に塗り直されたようです。兄弟たち(同型車両)は今も高知県で現役として走っているそうです。


美濃市駅

2008-01-26 | 鉄道

  

美濃市にある長良川鉄道の駅。1923年に国鉄越美南線開通時に開業しました。

美濃市街から東の松鞍山に向かって緩い登り坂の突き当たりといった所に駅舎がありました。駅前は小さなロータリーになっており、駅舎内には小さな喫茶店が併設していました。駅舎は木造で趣があります。

   

駅舎入口からホームへは自由に行き来ができます。レールの下を昔ながらの木造の廊下(左右写真)をくぐり、階段を上がった所がホームになっていました。約1時間に1本ほどしか列車が来ないため、列車の無い時間ホームに人の姿はありませんでした。ただ、黄色い作業用車両(?)のみポツンといるのみでした。しかし、昭和の香りタップリの懐かしい味のある駅ではあります。


梅林公園のSL

2007-10-23 | 鉄道
岐阜市の梅林公園内にあるSL機関車。

蒸気機関車D51470…通称デゴイチ(D51)。
昭和15年から運用開始し、昭和49年まで現役で活躍してた。
通算走行距離は地球~月を2.2往復という途方も無い距離を走っていた。
現役生活を終えたデゴイチは昭和49年、当地にやってきた。
だが、、、
ただ飾っておくだけでは長年の風雨に吹き晒され徐々に錆びていくものだ。
そこで元機関士だった方が大切に手入れを下さり、
現在も当時のままの雄姿を保ち続けている。

どんな立派なものでも手を加えなければやがて朽ち果てる。。
人の温かい心と行動に感謝。

野一色駅跡(名鉄美濃町線)

2007-10-23 | 鉄道
岐阜市野一色にあった名鉄美濃町線の駅跡地。

美濃町線は単線なので、どこかの駅で対面列車とすれ違わないといけない。
この野一色駅はその一つ。
ここでタブレットというワッカを対面列車と交換してた。
要は通行手形みないなもの。なんであんな大袈裟に大きいものなのかな…
でも安全第一。大きいくらいのほうが丁度いい。
もう今じゃその光景も見ることができないけど。。。

ここにはまだレールは残っていた。
ただオレンジ色の鮮やかな花も一緒に咲いていたけど。
なんて名前なのかなぁ。

松森駅跡(名鉄美濃町線)

2007-10-15 | 鉄道
美濃市松森にある駅の跡。

1999年に名鉄美濃町線の新関-美濃駅間が廃止になった。
ここは終点美濃駅の一つ前だった駅。
現在レールは取られ所々アスファルト舗装され歩道・自転車道となっている。

この松森駅跡は駅の名残を残すためか、枕木が残されている。
厳密に言うと一度剥ぎ取られ、整地された跡に再び枕木を置いたのだろう。
鉄道ファンには嬉しい、粋な計らいと言えるだろうねぇ。。

下芥見駅跡(名鉄美濃町線)

2007-09-10 | 鉄道
2005年3月31日をもって全線廃止となった名鉄美濃町線の下芥見駅跡。当時はいわゆるチンチン電車と呼ばれる赤色の1~2両の車両が走っていた。この駅には美濃町線では珍しい駅舎があったが、今ではそれも無くなっていた。(写真右側の砂利部分にあった)
もう枕木は取り外され、レールも錆だらけ…すでに部分的にはレールの取り外しも始まっており、この駅のレールが外されるのも時間の問題だろう。

生まれた時から当たり前にあったチンチン電車。学生時代には世話になったこともあり、自動車で通行する時は邪魔になったこともあり、思い出多き路線も今は昔。
数年後、どんな風景に生まれ変わるのだろうか…。

写真:下芥見駅跡から岐阜方面を見る