さゆりのひとり言-多発性骨髄腫と共に-

多発性骨髄腫歴15年/'08年4月臍帯血移植/「病気は個性」時にコケながらも前向きに/はまっこ代表/看護師/NPO所属

義兄のはなし

2005年05月05日 18時25分59秒 | ナースのお仕事
姉の旦那はこの4月から2年目のナースマン。
もともとは違う仕事をしていたのだが、何故か看護師になった。ぶっちゃけ理由はいろいろある。
さて、そんな義兄は人生の先輩ではあるが、看護師としては私のほうがよっぽど先輩だ。
今年10年目のナースからみると、2年目のピヨピヨナースマンは面白い。

2年目といえば、ちょっと余裕ができ始めて仕事が面白くなる時期である。
1年目の新人ナースが配属されてくるので、今までは一番下っ端であれこれ指導されたり、目をつけられていた立場から開放されるからだ。
新人ナースの様子を見て、あ~自分も成長したなあ、と実感する。
もちろん、2年目ナースといっても、まだまだ知らないことばかり。
でも、点滴一つ繋げるのもままならない新人を目にし、いちいち怒られたり、困って泣いている新人を見ると、出来るようになっていることも沢山あることに気づかされるのだ。

ま、そんな状況の義兄。
私生活でも、こんな感じ・・・

その1
いつもは4歳になる自分の息子がお皿をひっくり返しては
「も~」と嘆いてる義兄なのだが、
先日は、酔っ払って自分でお皿をひっくり返してお味噌汁をぶちまけてしまった。
「あ~、ショック。患者さんのオムツ交換に失敗した時みたいにショックだ~」

『・・・っていうか、食事中なんですけど。って思う私』

その2
家族団らん、楽しく食卓を囲んでいる最中に・・・
「やー、お父さん(私の父)、年齢の割にはお酒の量が多すぎますよ。
肝臓は沈黙の臓器、悪くなっちゃうと早いんですから~」

『ま、そうだけどさ』

その3
突然鼻血を出した4歳の息子。
「あ、鼻血だ。」
と意外と冷静な息子に反して父親(義兄)は
「動いちゃダメ、ちょっと待ってね、ん~子供だと上手くキーセルバッハ部位が押さえられないなあ」

『ティッシュでも詰めときゃ止まるよ』

っていう感じ。
ま、一生懸命で可愛いといえばかわいい。
そして、いろいろ話したい時期なんだろうな~なんて思う。

頑張れ!ナースマン!

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