愛

最近、体調今ひとつな感じです。
頭痛、倦怠感。朝起きられない、身体が重い、足が痛い…
日中も眠気や倦怠感、頭痛が…
眼精疲労も酷くて、パソコンやスマホをちょっと使うだけで気分が悪くなって…焦点も合わないので、なんとなくしか見てないのよね。

そう言えば昨年も春は不調→花粉？と抗アレルギー剤を飲み始めたらちょっと良くなったのを思い出した。
飲み始めたら、少し復活！
でも、気圧や気候の変化によるものも影響しているようです。
天気が悪くて具合が悪いなんて、年齢には勝てません。それに、完全に不定愁訴。20年前には理解・共感できなかったフレーズ。

何故不調かと問われても、発熱みたいに明快な答えにならない。
朝起きられなくて、だるくて、頭が痛くて、足が重だるくて痛いというか…（笑）
説明するのも面倒で、文字にすると自分でも気持ちの問題⁈と思ってしまう。でも、ダメなのよね〜。
そんな時期もあるさ！と休みの日は、出かける用事以外はゴロゴロ。なんとか動けるタイミングで、家事を済ませるものの…最低限な毎日。

やだやだ。

そんな中、最近、珍しく本を読む。

関連のない3冊
でも、共通するのは「愛」

まずは「アミちいさな宇宙人」

	アミ小さな宇宙人 (徳間文庫) さくら ももこ,石原 彰二 徳間書店

10年以上前に読んでいたもの。
久しぶりに読みたくなったものの、どこかに行ってしまったのか売ってしまったのか・・・
でも、読みたくなり再購入。
今の世の中のすべての人に読んでもらいたい一冊です。
私たちは、大切な地球を守らなければならない。
守る唯一の方法は・・・「愛」なんですよね。

次に、伊集院静さんの「大人の流儀」シリーズ

	不運と思うな。大人の流儀6 a genuine way of life
	伊集院 静
	講談社

伊集院静さんの前妻は夏目雅子さん
ご縁があり、病気になったときに伊集院さんから励ましのお言葉を頂いた。
色紙に書いてくださったメッセージは、闘病の際の大きな励みになり、一緒に著書も数冊いただき、闘病中はよく読んでいた。とはいえ、もともと文字を読むのが遅く、読書家ではなかったので、その後は読む機会も減っていた。ところが先日、たまたま見たテレビで「大人の流儀」シリーズが好評であると知り、読んでみたくなって購入した。
共感する大人が続出するのがよくわかる。
道徳的なことを改めて考える機会にもなり、きっとその時々に思ったことを素直に書かれているのだろうな、という感じが伝わり、すらすら読めてすとんと落ちる。
これは、家族にも薦めたいと思った。

最後の一冊はたまたま本屋で目に留まり、そのまま連日通って立ち読みならぬ堂々と併設のスタバで座り読みしている「成功者はなぜ、帝王學を学ぶのか」

	成功者はなぜ、帝王學を学ぶのか (信和義塾シリーズ)
	中野 博
	現代書林

仕事柄、経営者と接することが多い。
とはいえ、彼らの仕事そのものに触れるわけではないが、素晴らしい経営をされているであろうことがうかがえて、人としても素敵な方、と思える人たちからは共通して「深い愛」を感じることが多い。その理由の一つが分かる内容だった。

最近たまたま読んだ（読んでいる）本を通して、連日テレビで放送されるニュースを見ると、悲しくて残念で、日本が世界が、いや、地球が危機的状況にあると感じる。(いきなり宇宙規模か！と心配されそうだが…)

日頃イラっとする歩道を塞ぎたむろするおばちゃん集団も、霞が関にいる人から見た東北の被災者や沖縄県民も、日本人にとってのアジアの人々も、世界の人々も遠いようでいて実は近い親戚・兄弟であり、地球の引力（愛）によって生かしていただいている仲間なのに、向上する頭脳や技術は結果的には自滅する方向にしか向いていない。

地球は一つの生命体。
全ては地球の一部であり、全てのものは地球の自転、大きな愛によって生かされていて、それらもまた、全て深い愛の力で別の生命体を生かしている。
考えてみると全てが神秘的で奇跡の愛の連鎖で成り立っている。

ん〜上手く言葉にできない。

とにかく、一人の人間の「自分さえ良ければ」ではいけない。
傷が浅ければ良いとか、被害が少なく済んで良かったとか、そういう価値観ではいけない。
自分を守る為に武器を作り保有する事は、必ず、最後には自滅するのが宿命。
なぜなら、己の一部を自ら傷つける自虐行為でしかないから。

最近の3冊。
それらやテレビや文字を通して見る今の社会から、最近想うこと。

今の世の中には「愛」が足りない。