鎌倉さんぽ

朝は、９：００前に出発30分ちょっと、職場に行くよりも近いはずなのに、久しぶりの鎌倉です。
そして、江ノ電なんて・・・乗った記憶がないくらいです。
時期的にアジサイには早いし、まあでも、静かでいいかな～なんて期待したのですが・・・甘かったです。

鎌倉駅から江ノ電の一日フリーきっぷを買おうとすると。。。
中学生のグループに阻まれて、なかなか買えません。
まあ、私達も記憶があります。班に分かれて、コースを決めてあちこち行ったものです。
しおりの表紙になる絵を描いたのは覚えていますが・・・
私が書いたのは、中学の卒業旅行の金閣寺と、社会科見学の国会議事堂しか覚えていません。
鎌倉は、きっと誰かが書いてくれたのでしょう。

さて、自分たちの時代と変わらない中学生のグループを見て、何となく安心する半面、
これから、行こうとするとことには・・・きっとこういう学生が沢山いるのかと思うと、不安になったりもしながら。
やっと切符を購入し、江ノ電に乗りました。

多くの学生は私達と同じ「長谷」駅で下車、大仏さまもしくは長谷寺、どちらにしてもうようよいるのだろうと、
予定通り、長谷寺へと向かいました。

ここは、初めて来た気がします。

「長谷寺」
好きになりました。
なんだか、長谷観音さまの前に立つと・・・伊勢神宮とかに行った時のような空気感に包まれました。
心地よくて、好きかもｗｗって思ったのです。
回廊式庭園には2500株のアジサイのほか沢山の花々が植えられていて、少しずつ咲き始めていました。
階段を頑張って登ると、眼下には由比ヶ浜、材木座海岸、逗子マリーナが。
あいにくの天気（曇り時々パラパラと雨）でしたが、絶景が望めました。


そして何より、なごみ地蔵さまとか、縁結び地蔵さまのかわいらしくて、本当に和ませてくれるものが点在していて、見どころ満載です。

なごみ地蔵さま


良縁地蔵さま

一歩足を踏み入れるとひんやりとする弁天窟には弁財天と十六童子が迎えてくれます。
季節をみてまた、来てみたいと思う所でした。

その後は、鎌倉の大仏さまを観に行き、初めて中にも入りました。
20円で、中に入れるのですが、ほんと、こんな大きな大仏さまを良く造ったものだなぁ。。。


途中、生麩屋さんの麩まんじゅうを食べ、ひとつ前の「由比ヶ浜」駅まで歩くとそのまままた江ノ電に乗り、
「腰越」駅へ。
漁港があるので、美味しい生しらすでも食べようと、「かご屋」という小さなお寿司屋さんに入りました。
昼時にもかかわらず、お客さんが誰もいない店内に若干不安を感じたのですが・・・



出てきたお料理は、どれも新鮮で美味しく、生しらすもさることながら、鯵フライが美味しかったですｗｗ
身が深くて、白身魚かと思うほどあっさりとしていて・・・新鮮な味だからこそ、でしょうか。
このボリュームで1,500円です。文句なしのランチでした。

その後、江の島まで歩き、島の裏側にある天然の洞窟、江の島岩屋に行き、
戻って江島神社にお参りに行きました。

ここがまた、山でね。階段が多くて、有料のエスカーなるエスカレーターがあるんだけど、
そんなのにお金を出すのはしゃくに障るので、必死に登りましたよ（笑）

しかし、ここまでで既に一万歩以上歩いていて・・・
トホホな感じだったのですが、江の島から江ノ電の駅までは歩かない事には帰れないので、
途中、せんべいをかじったりしながら、駅へ。
その後は「稲村ケ崎」まで戻り、稲村ケ崎温泉へ。

茶色く濁った効能豊かな美人の湯は、18歳未満は禁止という大人の温泉♪
それほど大きくない温泉ですが、確かに天然温泉だけあって、また、静かにゆったりと入れるので
旅の疲れを癒すには最高の湯でした。

そうこうしていると、時間は18時を回り、日が暮れかけてきたのですが、
少しリセットされた体に甘えて、そのまま「極楽時」駅まで歩くことに。
最近、ドラマの撮影に使われていたり、日本の駅百選に選ばれている駅で、
降りてみたかったのです。

だいぶ、暗くなってきましたね。
最後は甘味で締めたかったのですが、さすが、というか何というか、
鎌倉駅まで戻ったものの、19時前の鎌倉は既に閉店している店が多く、そのまま横浜まで帰る事にしました。

いや～今日の散歩はtotal21,000歩～22,000歩でした。
普段、通勤の一駅分を往復歩いても6,000歩（仕事中は除く）位ですから、3.5倍くらいですか。。。
温泉効果で疲れが残らなければ良いのですが・・・

明日は、院内のおしゃべり会&移植病棟の患者会の飲み会です。
その前に、ランチも予定しているので・・・

寝ないといけませんね。

臍帯血移植後4年。
ここまで、歩けるようになりました。

ありがとうございます。