野球ネタあれこれ

プロ野球はオールスターブレイク期間中で、当ブログとしても、ペナントレース中にホッと一息マリーンズネタから離れられる一時なのだけれども、どうにも離してくれなさそうな、気になるネタが一丁入ってまいりました。正直、ほっしゃんフレッシュオールスターで一本…という話が吹っ飛んじゃう話です。

雄星らに暴行か…デーブ２軍打撃コーチ解任(スポーツニッポン) - goo ニュース

西武は２２日、大久保博元２軍打撃コーチ（４３）に不適切な行為があった疑いがあるため、２２日付で職を解き、球団本部長付とする人事を発表した。ドラフト１位の雄星投手（１９）ら複数の２軍選手への暴力行為などが原因とみられる。今後、球団は調査を進めるが、成績不振以外の理由によるシーズン中の解任は極めて異例。現在パ・リーグ首位を走るチームを揺るがす事態となった。

　シーズン中としては異例のコーチ解任。球団が「不適切な行為」としたのは、大久保コーチの複数の２軍選手への暴力行為とみられる。この中にはドラフト１位で入団し、２軍で調整している雄星も含まれているもよう。また選手との間に金銭トラブルがあったとの情報もある。現役時代から明るいキャラクターで「デーブ」の愛称で親しまれた同コーチ。熱血指導でチームの雰囲気を盛り上げる役を買っていたが、今回は行き過ぎた指導となってしまった。

　大久保コーチは渡辺監督が監督に就任した０８年に１軍打撃コーチとして入閣した。キャンプからアーリーワーク（早朝練習）を導入し、打線強化に着手。中村ら和製大砲の台頭もあって、チームは１２球団最多の１９８本塁打をマーク。日本一の立役者となった。だが、その年のオフに知人女性への暴行などプライベート問題が週刊誌に相次いで報じられたためにコーチを解任され、昨年はフロントへ転身し編成部門を担当した。今季から２軍の打撃コーチとして２年ぶりに現場に復帰したが、シーズン半ばで職を離れることになった。

　同コーチは今季も２軍練習に早朝から顔を出し、打撃面の指導に当たっていた。試合後に選手が行う居残り特打にも付き合い、時には夜間練習まで付きっきりでアドバイスを送るなど、精力的に動いていた。その一方で、感情を制御できずに選手に厳しく当たる場面も多く見られた。２軍本隊は球宴休みを経て、２３日から練習を再開するが、同コーチは参加しない。球団は今後調査を進め、事実関係の究明に乗り出すことになった。

この世界、殴る蹴るなどは暴行の範疇には含まれないだろうと思っていたのだが、「不適切な行為」の主たる要因に暴行が挙げられる…ということは、大久保元コーチはどれだけのことをやらかしていたのか。
或いは、一連の暴行によって、プレーに支障が生じるほどのケガを負った選手が複数名含まれているというこのなのだろうか。
或いは「不適切な行為」はあくまで名目上であり、ちらりと触れられている金銭問題が主たる要因なのか。
まあ、その辺はチーム関係者じゃないし、デーブのヤジがかなり酷いとは聞いていても、実際にライオンズの２軍戦を見る機会なんてなかなかないからねえ…。
別ソースでは、どうやら雄星の金銭トラブルが絡んでいる…というらしいが、どこからどこまでが本当なのか、別に何かしらの暴力行為があったのではないかと勘ぐりたくもなるけれど、あくまでひいきとは別の球団だから、これから大久保コーチがどういった処分を受けるのか、或いは人知れず現場復帰を果たすのか、流れを見ていた方がいいような。

大久保２軍コーチ解任！雄星殴られた！？ - スポーツ報知

複数の関係者の話によると解任の理由は、ドラフト１位で入団した雄星に対しての暴行だと見られる。

　今月初旬、西武第二球場での練習終了後に、金銭にかかわるトラブルから注意をし、暴行に発展した模様だ。借金などの問題ではないという。球団は関係者を通じて事情を知り、同コーチを呼び出して、事実確認を行うことになった。

さて。
オールスターブレイク期間中に目を向けたいのは高校野球。
地元千葉県でもいよいよ４強が出そろい、この週末で準決勝、決勝と行われるが、シード校が次々と敗れる波乱が起きながらも、いずれも名前のある市立習志野、東海大望洋、成田、専大松戸の４校がファイナル４に進出。
公立で（市立習志野なんぞは公立の範疇には入れませんw）Ａシードで８強に残っていた浦安は、接戦に持ち込みながらも後一本が足りず、東海大望洋に延長１０回で無念の涙。しかし、東海大望洋も４戦連続コールド発進で、５回戦の木更津総合戦で６点を取られていた後だけに、打力で圧倒する望洋相手によく戦ったと思いますよ。
ドラフトの目玉になる、市立習志野の山下君には、プロ野球関係者もプロ野球ファンもみんな熱視線。
先日の松戸国際戦は、当ブログにお越し下さる関係者ではたこすけ師匠、雷庵さん、赤い背番号１さんと、私のブログを介さないと全く絡みのないお三方が、千葉マリンでそれぞれ別の場所で試合を観戦されていたことが判明。ちなみにその日、おいらも千葉マリンへ出かけたのだけれど、午前中に用事があったので、球場入りしたのは第３試合の学館浦安対県立浦安の「浦安ダービー」を観ただけ。市立習志野と成田目的で出かけた皆さんは、多分かなりの暑さにうだって海浜幕張の映画館あたりに逃げ込んだことだろう。あれ、習志野戦があったから２階席を開放してくれたけれど、習志野戦がなかったら日をしのげる場所もなく…(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
この時期、熱中症はグラウンドの選手はおろか、我々観客も対策には万全を期さねば。
そういえば以前、９連戦の移動日の絡みで、海の日前後の休日の試合がデーゲームで行われたことがあって、おいらも真夏の日射しの元、千葉マリンの３塁側で試合を見たことがあるけれど、周囲の客がばったばったと倒れていく様を見て、さすがにおいらも身の危険を感じた。ビールの売り子さんも、「暑いから半分以上が３回くらいで帰りましたよ」と言いながらも這々の体。そりゃそうだ…。

ただ、グラウンドの選手の熱中症は、死活問題です…。

東北学院８強！本田圭佑「記録塗り変える」(スポーツニッポン) - goo ニュース

【宮城・東北学院６―４仙台商】東北学院が仙台商との引き分け再試合を６―４で制して８強入りを決めた。

　南アフリカＷ杯で活躍したサッカー日本代表の本田圭佑と同姓同名で前日に延長１５回、２１５球を１人で投げ抜いた本田は前日の試合後に熱中症で病院へ運ばれた影響もあってか、この日は登板しなかった。ベンチから声援を送った右腕は２３日の準々決勝で対戦する第１シードの仙台育英戦に向けて「東北学院は過去ベスト８が最高。自分たちで記録を塗り替えたい」と打倒・仙台育英を誓っていた。

この手の話は美談になりやすく、マスコミも美談としてしか書かないが、正直おいらはこの話を美談に仕立てるのはいかがなものかとは思う。
ただ、おいらは野球経験者でもなんでもないし、マウンドで学校を背負って立つエースである以上、たとえフラフラでもマウンドへ行かなければならない心理状況は理解できるだけに、一概に「ダメなものはダメ」とは言えないのが辛いところ。
昔のおいらの仕事場の上司に、甲子園経験者の元投手がいたので、それとなく「どうしてそんな状況になってさえもマウンドに上がるのか？」みたいなことを聞いてみたら、その上司も、多少嫌な顔をしながらも、しっかり理由を説明してくれた。
「違うんだよ。小馬君ね、そんな過酷な状況でさえも凌駕する体力、精神力を鍛えるんだよ。」
そう言われると、おいらもさすがに返す言葉がなかったねえ…。
夏場、緞帳を締め切って風すら全く通らぬ状況で、６０分休み無しのステージのゲネプロを、しょっぱい汗を垂らしながらひたすら目の前の己の役に没頭していた、演劇部時代のしょっぱいおのれの姿が、少しダブったかも…。
確かに演劇なんて、本番直前に倒れても誰も代役はいないからねえ…。

エースも代わりはいないし、チームの柱として育てられているから、ちょっとやそっとでマウンドを降りる訳にはいかない。だからこそ鍛えられるものもあると思うんでねえ…。

そうか…。
仙台商業、負けたか…。
球団合併騒動の前、マリーンズがまだ仙台でホームゲームを数試合開催していた頃、イニングが進むと、ジン君が誰かしら野球部とおぼしき人を捕まえてきては、強引にとらめがを渡してリードをとらせていたっけな。今じゃ規約の関係で、そんなやんちゃは絶対にできないけど。
おいらが仙台宮城球場に出かけた２００２年、ジン君にトラメガを渡されたのが、仙台商業の野球部員だったと記憶している。

その仙台では、おいらの拙い記事に触発されて、仙台鴎の親さんが、何年ぶりか分からぬほど久々に高校野球を観戦されているという。
水分補給を怠らず、機を見て日影に避難するなど、ケアを怠らずに、どうぞ高校野球観戦をお楽しみ下さい。

今週末は千葉マリンで４強対決。
こりゃかなりお客さんが入りそうですな…。

っつーか、この記事を書いている部屋の室温自体が３３度とか、マジでありえねーし…。