小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

第72回菊花賞

2011-10-23 14:23:40 | 小馬太郎兵衛の天災予想
3冠をかけたオルフェーヴル。
差せる馬の可能性についてあれこれ考えてみる。

ダービーでちぎられた16頭を尻目に、蹄に水かきがついているかのごとく最後までオルフェーヴルに迫ったウインバリアシオンだろうか。
しかし、あくまで陣営が試走に徹していたとしても、オルフェーヴルが最後は楽に抑えた「試走」とは違う、0秒4差2着は、決定的な差ではないか。
と考えると、前走神戸新聞杯組の上位勢は、この時点で決着がついているのだろうか。事実、神戸新聞杯の戦後の下馬評は、圧倒的に「オルフェーヴル3冠濃厚」だったはず。
とするなら、差せる馬は他路線から考えた方がいいのかなと。
セントライト記念、フェイトフルウォーは皐月賞、ダービーと二桁着順。立て直されたセントライト記念を鮮やかに快勝。
ここで2着だったトーセンラー、4着ベルシャザールは、春の段階ではオルフェーヴルとは接戦を演じられるはずの馬たち。トーセンラーはきさらぎ賞で現にオルフェーヴルを下しているし、ベルシャザールはスプリングSでオルフェーヴルの2着。皐月賞、ダービーで千切られるはずではなかったのではないか。
セントライト記念3着だったサダムパテック。皐月賞では2着もオルフェーヴルには完敗の形。
弥生賞はメンバーが手薄だったこともあるけれど、ゲートを出なかったにもかかわらず最後は力でねじ伏せた。もし皐月賞が中山で行われていたならば、勝っていたのはどの馬だったのだろうか。

となると、他路線を歩んだ馬が近いのか。
前々から粘りこみに一縷の望みをかける馬が勝つか。
オルフェーヴル自体が切れ味身上なだけに、切れ味に一瞬の澱みがあった場合に、前々で粘りこむ形が生きてくるだろうか。
ただ、オルフェーヴル自身が「切れ味一辺倒」という馬ではなく、立ち回りも上手な馬だけに、一瞬の澱みだけで3冠の魚をみすみす逃すとはとても思えないし、「切れ味一辺倒」だけではないという点が、僕はウインバリアシオンとは決定的に違う点ではないかと思うのだ。

皐月賞とダービー。
スプリングSの上位4頭は、世代でも上位を占めると思っていただけに、オルフェーヴルには一貫して厚い印は打ってこなかった。
それでもオルフェーヴルはいい意味でことごとく期待を裏切り、彼一頭だけが3月から5月の間に大きく成長したかと思うほど、皐月賞とダービーでつけた着差は衝撃的だった。
かといって、春先に本命を打ってこなかった自分が、3冠タイトルがかかった状況で、完勝を続けているとはいえ、本命を打てるかといったら打てないです。いや、申し訳なかった、地力を見抜くことが出来なかったとは思うけれど。

◎は[17]フレールジャック。
前走をあくまで試走と捉えれば、この距離でもはじけぬか。
ラジオNIKKEI賞で負かしたマイネルラクリマは、昨日の富士S3着。古馬とも十分渡り合える能力の一端を示した。
もちろんマイルと3000メートルを同列に語るわけには行かないが、古馬に混ざっても渡り合える能力を示した馬を負かした実績は大きい。
切れ味には劣るが、前々から早めのスパートでオルフェーヴルを苦しめたい。

○は[14]オルフェーヴル。
3冠は取ってほしい。
神戸新聞杯は圧倒的だった。だからといって、3冠…、この馬が取っちゃうのかなあ…という漠然とした不安がぬぐえないのはなぜだろう。

馬券は馬単でフレールジャック→オルフェーヴルの1点。
ウラだったらしょうがない。
素直にオルフェーヴルの3冠を祝うことにしよう。


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